ホーム > 暮らし・環境 > 食 > 保健医療部 中央食肉衛生検査所 > 精密検査班
ここから本文です。
更新日:2022年4月6日
精密検査班では主に、と畜検査及び食鳥検査において詳細な検査が必要な場合に検査を行っています。検査には「微生物学的検査」「病理学的検査」「理化学的検査」があります。
また、牛、山羊及びめん羊で、TSE≪伝達性海綿状脳症(Transmissible Spongiform Encephalopathy)の略≫を疑うものについてTSE検査を行っています。
豚丹毒や敗血症等の細菌性疾病の疑いのあるものについては、培養検査、血清学的検査を行い、その原因を究明し診断しています。
全身性及び筋肉、臓器、リンパ節等の腫瘍、炎症、変性、寄生虫等の疾病を診断するため、血液検査、病理解剖検査及び病理組織学的検査を行っています。
高度の黄疸、尿毒症等の疾病を血清検査等を行っています。また、食肉中の抗菌性物質等の残留有害物質の検査を行っています。
牛、山羊及びめん羊で運動障害、知覚障害、反射異常または意識障害等の神経症状が疑われたもの、及び全身症状を呈するものについて、TSEの検査を行っています。
TSEとはTransmissible Spongiform Encephalopathy「Transmissible=伝達性」「Spongiform=海綿状」「Encephalopathy=脳疾患」の略で、伝達性海綿状脳症と呼ばれています。この病気にかかると脳がスポンジ状になり、行動異常や運動失調などの神経症状をおこして、やがては死にいたる、と言われています。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください