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更新日:2020年9月12日
「濃厚接触者」とは、患者の感染可能期間内(※)に患者と接触した者のうち、次の1~4に該当する方を言います。
※感染可能期間内:発症日の2日前から、診断後に隔離開始されるまでの間
1 患者と同居あるいは長時間の接触(車内、航空機内等を含む)があった方
2 手で触れることの出来る距離(目安として1メートル)で、マスクなどの必要な感染予防策なしで、
「患者」と15分以上の接触があった方
(周辺の環境や接触の状況等個々の状況から患者の感染性を総合的に判断する)
3 適切な感染防護無しに患者を診察、看護若しくは介護していた方
4 患者の気道分泌液もしくは体液等の汚染物質に直接触れた可能性が高い方
(国立感染症研究所「新型コロナウイルス感染症患者に対する積極的疫学調査実施要領(2020年5月29日暫定版)より)
「濃厚接触者」に該当するかは、保健所が疫学調査を行った結果を踏まえ、接触状況などから総合的に判断し、対象者にご連絡します。保健所から濃厚接触者として連絡が入っている方は、下記の内容をご確認ください。
症状などにより、医療機関への入院、宿泊療養施設や自宅での療養をしていただき、治療や健康観察をしてもらいます。
下記のとおり、ご自身で自宅での健康観察を行い、外出自粛などの対応をお願いいたします。
健康観察期間の終了日は、患者の感染可能期間内に患者と接触した最終日の翌日から2週間後(14日間)までになります。期間については保健所に確認してください。
例)患者の感染可能期間内の最終接触日:8月1日 の場合
健康観察終了日:8月15日 となります。
注:検査結果が「陰性」であっても、感染していないとは言い切れないことから、健康観察期間は2週間です(潜伏期間が最長2週間のため)。
1.健康観察期間内に発症する可能性があるため、不要不急の外出はできる限り控えてください(通勤や通学もお控えください)。やむをえず外出する際は、マスクの着用と手指衛生などの感染予防策を必ず行ってください。
2.公共交通機関を使用しないでください。
(不特定多数が利用するバス、モノレール、タクシー、国内線の飛行機など)
3.健康状態を毎日ご確認ください。
・体温測定を1日2回行い、発熱の有無を確認してください。
・激しい咳や呼吸が苦しくなるなどの症状の有無を確認してください。
<咳や発熱などの症状が出たら>
・南部保健所(098-889-6591)へ電話連絡し、濃厚接触者であり自宅待機をしていることを伝え、医療機関を受診してください。受診の際は必ずマスクを着用し、公共交通機関のご利用をお控えください。
・高齢者や糖尿病、心不全、呼吸器疾患(COPD 等)等の基礎疾患がある者、透析を受けている方、免疫抑制剤や抗がん剤等を用いている方は、比較的軽い風邪症状がある場合でも重症化の恐れがあるためお早めにご連絡ください。
・妊娠中の方については、念のため、重症化しやすい方と同様に、早めに保健所に御相談ください。
・マスクを着用して他者に感染させないように注意してください。
・なお、息苦しさ(呼吸困難)、高熱等がある場合などで緊急性の高い症状と考えられる場合は、119番で救急車を要請してください(救急車を要請する際には必ず、「新型コロナウイルスのPCR検査で陰性の診断を受けたが、新型コロナウイルス感染症患者の濃厚接触者である」と明確に伝えてください)。
<ご家族など身近でお過ごしになる方へ>
・こまめに手洗いを行ってください。
・十分な睡眠や栄養をとるようにしてください。
・ご家族などで体調が悪い方が発生した場合、周囲の方もマスクを装着し、看護のため接触する方を限定してください。
◆参考資料
・ご家族に新型コロナウイルス感染が疑われる場合 家庭内でご注意いただきたいこと(PDF:955KB)
◆参考リンク
・新型コロナウイルスの感染が疑われる人がいる場合の家庭内での注意事項(日本環境感染学会とりまとめ)(外部サイトへリンク)
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