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更新日:2023年10月5日
骨髄移植とは、病気などの理由によって正常な造血が行われなくなった場合に、健康な人(ドナー)から提供された骨髄に置きかえて、病気を根本的に治そうというものです。骨髄移植は、白血病、重症再生不良性貧血などの難治性の血液疾患に対する有効な治療法です。
骨髄バンクは、白血病をはじめとする血液疾患などのため、骨髄移植などが必要な患者さんと、それを提供するドナーをつなぐ公的事業です。適合するドナーが見つかる確率は兄弟姉妹の間でも4分の1、血の繋がっていない他人になると数百~数万分の1です。移植を希望するすべての患者さんがチャンスを得るためには、一人でも多くの方のドナー登録への協力が必要です。
詳しくは以下のページをご覧ください。
骨髄バンクに登録する骨髄・末梢血幹細胞のドナーから、移植を待っている患者は年間約2,000名いますが、ドナー候補者となっても約6割の方が仕事上の都合等により辞退されており、ドナーが提供しやすい環境づくりが課題となっています。
骨髄バンクを介して骨髄・末梢血幹細胞を提供する場合、ドナーは説明や検査のため、平日の日中に医療機関へ出向く必要があり、採取を行う際には入院が必要です。そのため、合計10日程度の日数を要します。一部の企業・団体及び官公庁においては、このドナー登録及び骨髄・末梢血幹細胞の提供に要する期間を対象に、特別休暇(ドナー休暇制度)を設けています。勤務先に「ドナー休暇制度」があることは、ドナーの心理的・肉体的な負担の軽減になります。
企業・団体におかれましては、社員の就業上の負担を軽減するため、ドナー休暇制度の整備についてご検討をお願いいたします。
ドナー休暇制度導入企業・団体は、公益財団法人日本骨髄バンク(外部サイトへリンク)ホームページに掲載しています。
骨髄等の提供を行いやすい環境を整備し、骨髄等移植の促進を図ることを目的として、ドナーに助成を行う市町村に対して、予算の範囲内で補助金を交付します。
※ドナーが助成を受けるためには、市町村が助成制度を設けている必要があります。助成の対象や金額、申請については、お住まいの市町村にご確認いただくか、以下のリンク先をご参照ください。
〈要綱・様式〉
沖縄県では、毎年10月を「骨髄バンク推進月間」とし、関係機関の協力のもと、県民に対して、骨髄移植等に関する正しい知識を普及啓発するとともに、一人でも多くの方に骨髄等提供希望者として登録いただけるよう活動しています。
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