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更新日:2020年11月12日
平成8年4月1日に「らい予防法」は廃止になりました。治る病気とわかってからも続いた隔離政策は、長い間、入所者や社会復帰者、その家族を苦しめ、いまだ根強い偏見と差別は解消していません。
「親や兄弟姉妹と一緒に暮らすことができない」、「実名を名乗ることができない」、「結婚しても子どもを産むことが許されない」、「一生療養所から出て暮らすことができない」、「死んでも故郷の墓に埋葬してもらえない」
ハンセン病を患った方々はこうした生活を長い間強いられてきました。どうかその痛みを想像してみてください。差別と偏見に苦しむ声に耳を傾けてください。
私たちはハンセン病の歴史から「偏見や差別がもたらしたこと」を学ぶことができます。偏見や差別のない、人権が尊重される社会を実現させるために、私たちにできることは何か。一人ひとりが自ら考え、問いかけ続けていかなければいけません。このようなことがどうして起きたのでしょうか。 どうすればこのようなことをなくせるでしょうか。
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