アレルギー疾患

ページ番号1006129  更新日 2024年1月11日

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日本では、国民の約2人に1人が何らかのアレルギー疾患を有していると言われており、増加傾向にあります。
アレルギー疾患には、急激な症状悪化を繰り返すものもあり、学校や職場等の場面で日常生活に大きな影響を及ぼします。
そのため、アレルギー疾患に関する正しい情報に基づいて、治療や対応等をしていくことが大切です。

※アレルギー疾患の代表的なものとして、気管支ぜん息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、花粉症、食物アレルギー等があります。

アレルギー疾患に関する情報(アレルギーポータルについて)

「アレルギーポータル」とは、アレルギー疾患に関する正確な情報を広く提供するために、厚生労働省と日本アレルギー学会が連携して開設したウェブサイトで、日本アレルギー学会が運営しており、アレルギー疾患で役立つパンフレットや資料等が掲載されています。
具体的には、アレルギー疾患に関する適切な情報として、以下の情報を提供しています。

  • アレルギー疾患の特徴や治療方法などの情報
  • アレルギー疾患ごとの対応や日頃の対策、お薬についての情報
  • 全国のアレルギー疾患医療拠点病院やアレルギー専門医などの検索
  • 災害時のアレルギー疾患への対応
  • 日本の取り組みや法令などの情報

沖縄県アレルギー疾患医療拠点病院について

沖縄県では、アレルギー疾患医療の中心的役割を担う「沖縄県アレルギー疾患医療拠点病院」に、琉球大学病院を指定しました。(指定日:令和4年3月1日)

拠点病院では、一般病院等からの紹介に応じ、重症及び難治性アレルギー疾患患者の診療を行うことや、地域の医療従事者等への研修などに取り組みます。

沖縄県アレルギー疾患医療拠点病院の役割

(1)診療

診断が困難な症例や標準的治療では病態が安定化しない重症及び難治性アレルギー疾患患者に対し、関係する複数の診療科が連携し、診断、治療、管理を行う。

(2)情報提供

アレルギー疾患の重症化の予防には、平時からの自己管理が重要であるため、患者やその家族、地域住民に対するアレルギー疾患に関する適切な情報提供や啓発等に取り組む。

(3)人材育成

アレルギー疾患医療に携わる医療従事者の知識や技能の向上に資する研修や、保健師、栄養士や学校、児童福祉施設等の教職員等に対する講習の実施に、積極的に関与する。

(4)研究

県におけるアレルギー疾患の実情を継続的に把握するための調査・分析を行い、県によるアレルギー疾患対策の推進を支援する。また、国が長期的かつ戦略的に推進する全国的な疫学研究、臨床研究等に協力する。

(5)学校、児童福祉施設等におけるアレルギー疾患対応への助言、支援

県の各地域における学校や児童福祉施設等が抱えるアレルギー疾患に関する諸問題に対して、市町村の教育委員会や市町村の関係部局に対し、医学的見地からの助言、支援を行う。

一般の皆様へ

琉球大学病院では、初めて受診される場合、ほとんどの診療科で「紹介状(診療情報提供書)」が必要となりますので、まずはかかりつけ医や地域の医院・クリニック等へご相談ください。

関連リンク

このページに関するお問い合わせ

沖縄県 保健医療部 地域保健課
〒900-8570 沖縄県那覇市泉崎1-2-2 行政棟3階(北側)
電話:098-866-2215 ファクス:098-866-2241
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。