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更新日:2015年8月5日
これまでの雨水対策は、「治水対策」としての河川改修、遊水地やダム等の整備や、降雨や洪水に関する情報伝達、水防活動といった、被害の軽減を図るための対策を行ってきました。
しかし、急激な都市化に伴う流出量の増大に対して、これらの治水対策だけでは追いつかない状況になっています。
総合雨水対策は都市化により流量が増大している河川において、「治水対策」、「流域対策」、「被害軽減対策」などを組み合わせ、流域の自治体が一体となった総合的な対策を講じ、減災を図ることを目的としています。
なお、総合雨水対策を実施することで、浸水被害軽減はもとより、流域の良好な水循環の回復や、都市圏のヒートアイランド現象の緩和等、良好な生活環境の形成に寄与するものです。
雨水流出抑制効果、地下水と湧水の保全効果があります。
蒸発量の増大、平常時の河川水の流量が増加することにより、周辺の気温が低下することが考えられます。さらに屋上緑化を行えば、日射を遮断し、建物に熱が蓄積するのを防ぐことができます。
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