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更新日:2022年12月8日
沖縄県と沖縄気象台、宮古島地方気象台及び石垣島地方気象台では、土砂災害警戒情報
の発表基準を見直し、令和4年5月26 日から新たな基準により運用を始めます。
(報道発表)土砂災害警戒情報の発表基準の変更について_令和4年5月13日 (PDF:188KB)
大雨で土砂災害発生の危険度の高まったときに、市町村の防災活動や避難勧告等の判断、
住民の自主避難などを支援するために、沖縄県と気象台が共同で警戒を要する市町村名を
明記して発表する情報です。
沖縄県では、平成18年4月より運用を開始しています。
「土砂災害警戒情報」は、大雨警報(土砂災害)が発表中に、さらに土砂災害の危険度が
高まったことをお知らせする大変重要な情報です。
警戒情報の発表までの流れは次のようになっています。
1. 大雨注意報発表 (大雨による災害に注意を呼び掛けます。)
↓
2. 大雨警報発表 (大雨による重大な災害の恐れがある場合に警戒を呼び掛けます。)
↓
3. 「土砂災害警戒情報」発表 (集中的な土砂災害の危険度が高まった市町村を特定
して発表します。)
※「大雨注意報」や「大雨警報」は気象台より発表されますが、「土砂災害警戒情報」は沖縄
県と気象台により共同で発表されます。
「土砂災害警戒情報」には、警戒を要する市町村、とるべき措置などが記載されています。
現在発表中の「土砂災害警戒情報」は、気象庁のホームページにてご確認いただけます。
「土砂災害警戒情報」は、降雨の状況等から予測可能な土砂災害(土石流や集中的に発生
する急傾斜地崩壊)を対象としています。しかし、土砂災害は、それぞれの斜面における植生・
地質・風化の程度、地下水の状況等に大きく影響されるため、個別の災害発生箇所・時間・規模
等を詳細に特定することはできません。
また、技術的に予測が困難である斜面の深層崩壊、山体の崩壊、地すべり等は、「土砂災害
警戒情報」の発表対象とはしていません。
土砂災害警戒情報の他にも役立つ情報があります。それが、「土砂災害警戒判定メッシュ情報」
です。
「土砂災害警戒判定メッシュ情報」とは、降雨の実況・予測等に基づいて土砂災害発生の危険
度を1km四方の領域(メッシュ)毎に階級表示した情報で、気象庁のホームページで公開されて
います。(サイト内「土砂災害警戒判定メッシュ情報」のページへ)
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