更新日:2012年8月16日
意見表明第12号(島における県税納付方法の改善について)
平成15年11月26日
沖縄県行政オンブズマン長嶺信榮
沖縄県行政オンブズマン大城道子
離島における県税納付方法の改善について
【意見表明】
竹富町、座間味村、渡名喜村には、収納代理金融機関が無いので、県税を納付するのに不便である。このような不便な状況を改善する対策を早急に検討して下さい。
【理由】
- 多数の島嶼から形成されている沖縄県で、竹富町、座間味村、渡名喜村には収納代理金融機関が無いため、これら三つの町村に住む県民は、納税の度に不便な思いをしています。これまで現金書留で送金する、那覇へ出向く、那覇へ行く知人に託すなどして納税の義務を果たしているとのことです。その様な事では納税意欲をそぐ事にもなりかねません。離島にある自治体は人口も少なく、納税額も比較的少額だが、その事が県民の納税手段アクセスの差になってはなりません。県内のどこに居住していても納税の義務が速やかに果たせるよう、県は手段を講ずるべきです。
- 現在、収納代理金融機関が無い竹富町、座間味村、渡名喜村には郵便局があります。郵便局を利用すること、離島在住の県民の不便性や不公平感が是正されると考えます。全国でも行政が税金の納付窓口に郵便局を利用していないのは沖縄県と他一県だけとの事です。