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更新日:2014年9月16日
沖縄本島北部地域は、山がちな地形であることから、古くからヤンバル(山原)の通称で親しまれてきました。国頭村の与那覇岳をはじめとする北部の山々は、ノグチゲラやヤンバルテナガコガネ、ヤンバルクイナなど、貴重な野生動物の生息地となっています。
北部の中核都市・名護市は、高速道路で那覇から約50分の距離にあります。
恩納村から名護市に至る西海岸一帯は沖縄海岸国定公園に指定され、県内随一のリゾート地です。農村部では、沖縄の基幹産業であるサトウキビの他にパイナップルや柑橘類、マンゴーの栽培が盛んです。
琉球王国成立(1429年)以前の沖縄は、中山、北山、南山の三地域に分かれ、覇権を争っていました。今帰仁村には北山王の居城であった今帰仁城跡があり、世界遺産群の一つとして登録されています。
本部町の八重岳桜花見まつりは、毎年一月中旬に日本一早い桜まつりとして開催されます。沖縄の桜はピンク色のカンヒザクラで、ある程度の寒さを経ないと開花しないため、まず北部の山々から開花が始まり、南下していきます。その他、名護市の名護城跡や今帰仁村の今帰仁城跡も桜の名所として知られています。
大宜味村は日本一長寿の村として知られています。村の人口の3割が60歳以上で、80代が大勢を占めます。元気なお年寄りが多く、畑仕事や村の行事などに積極的に参加しています。同村喜如嘉は「芭蕉布の里」としても有名です。芭蕉布は糸芭蕉の茎を原料とする織物で、かつては夏の衣料として沖縄各地で織られていましたが、現在は主に喜如嘉で生産され、国の重要無形文化財に指定されています。
昭和50年の沖縄国際海洋博覧会を記念して、その跡地に整備された公園。「太陽と花と海」をテーマに、沖縄美ら海水族館や熱帯ドリームセンター、エメラルドビーチなど多彩な施設がそろいます。一年を通し、さまざまなイベントが企画され、なかでも一万発の花火が夜空を彩る「サマーフェスティバル」は夏の風物詩になっています。
亜熱帯の豊かな自然に恵まれた本島北部では、海・山・川を舞台に、トレッキングやリバーカヤック、森林セラピーなどさまざまなエコツアーが体験できます。
名桜大学は、平成6年、名護市為又に開学しました。公設民営の大学で、「平和・自由・進歩」を建学精神とし、国際学群、人間健康学部、国際学部の2部1群があります。平成13年には大学院国際文化研究科が開設されました。
国立沖縄工業高等専門学校は名護市辺野古に、平成14年に開学。機械システム工学科、情報通信システム工学科、メディア情報工学科、生物資源工学科の4学科があり、5年一貫教育により高度な実践的技術者を育成しています。
北部の学校
小学校・・・・・・・・・・45校(内分校2)
小中学校・・・・・・・・・・・・・12校
中学校・・・・・・・・・・・・・・19校
高校・・・・・・・・・・・・・・7校
高等専門学校・・・・・・・・・・・1校
大学・・・・・・・・・・・・・・1校
宮古諸島は沖縄本島の約300km南西に位置しています。那覇空港から宮古空港までの所要時間は約45分で、上空から見た海の色は世界でも類を見ない美しさです。昭和6年に鹿児島から県立宮古中学校(旧制)へ赴任した俳人の篠原鳳作は、この地で「しんしんと肺碧きまで海のたび」という句を残しています。宮古島、伊良部島、下地島、池間島、来間島、大神島、多良間島、水納島の8つの島々からなり、約5万5千人が暮らしています。
主島である宮古島は、県内離島のなかでも西表島、石垣島に次いで大きく、最高標高115mの平たい島です。春には宮古島の北方約5kmに広がる大サンゴ礁群、八重干瀬が浮上し、夏にはマイパマビーチなど砂浜は観光客でにぎわいを見せ、秋には東南アジアで冬を過ごすサシバ(ワシタカ科)が渡り、冬には収穫を間近にした銀色のさとうきび畑が真っ赤な夕日に染まります。
宮古島市城辺にある景勝地。太平洋に突き出した約1.8km、幅約250m、高さ約20mの台地で、日本の都市公園百選に選ばれています。突端へ続く遊歩道にはテンノウメやテッポウユリなど220余種類の植物が自生し、隆起珊瑚礁海岸風衝植物群落として県指定天然記念物に指定されています。
宮古諸島では主島である宮古島と周辺離島の間に橋が架けられています。現在、宮古島と池間島を結ぶ池間大橋(全長1,425m)、宮古島と来間島を結ぶ来間大橋(全長1,690m)があり、来間大橋は農道橋としては日本最長の橋です。平成17年に着工した宮古島と伊良部島を結ぶ伊良部架橋は、完成すれば県内最長・最大となります。
平成20年度の宮古における入域観光客数は375,440人でした。与那覇前浜にある宮古島東急リゾートは、宮古島のリゾートホテルの草分け的存在。宮古島屈指のビーチ、与那覇前浜に面し、マリンスポーツに最適の立地です。宮古島から北西へ、約5kmの海上に浮かぶ伊良部島にあるオールヴィラリゾートホテルのヴィラブリゾートや、100万坪の広大な敷地内に国内で唯一全ホールから海が望めるゴルフコースを備えたシギラベイサイドスイートアラマンダなどリゾートホテルの建設が相次いでいます。
毎年4月に行われる全日本トライアスロン宮古島大会は、国内最大の人気を誇り、平成21年で第25回を数えました。宮古島広域圏事務組合と地元新聞社の主催で、スイム3km、バイク155km、ラン42.195kmに鉄人たちが挑戦します。美しい自然と熱い島の人情が魅力です。
宮古島と周辺離島からなる宮古島市の年少人口(0~14歳)は19.3%で、沖縄県の20.2%よりは若干低いものの全国の14.6%より高くなっています(平成17年度)。
平成18年3月宮古島市では宮古島市次世代育成支援行動計画を策定し、「結いのこころで共に支え、共に育む宮古(みゃーく)の子」をキャッチフレーズに、子供たちの健全育成に取り組んでいます。
宮古島地域
小学校・・・・・・・・・・・・・・20校
小中学校・・・・・・・・・・・・・・2校
中学校・・・・・・・・・・・・・・16校
高校・・・・・・・・・・・・・・4校
八重山諸島は沖縄本島の約410Km南西に位置し、那覇空港から石垣空港までの所要時間は約55分です。
大小31の島々からなり、うち有人島は石垣島、竹富島、小浜島、黒島、新城島、西表島、鳩間島、由布島、波照間島、与那国島などの12島です。
NHK連続テレビ小説「ちゅらさん」の舞台となった小浜島や、テレビドラマ「Dr.コトー診療所」のロケ地となった与那国島など個性豊かな島々が点在しています。
主島である石垣島の中央にそびえる於茂登岳は標高525.8mで、沖縄県内の最高峰。
八重山は民謡と踊りの島として知られ、アコウの木に巣を作った大鷲が、元日の朝に若鷲とともに飛び立ち、悠々と舞うさまを歌った「鷲ぬ鳥節」は祝いの席には欠かせない民謡です。
アコースティックバンドとして全国的に活躍しているBEGINは、石垣市出身。BEGIN作曲の「涙そうそう」を歌った夏川りみも同郷です。
石垣島から25Kmの海上にある西表島は、沖縄本島に次いで大きな島です。島の90%が国有地で、亜熱帯の原生林に覆われています。国指定特別天然記念物のイリオモテヤマネコやカンムリワシが棲息し、マングローブ林、ヤエヤマヤシ群など独特の自然景観を形成しています。西表島から水牛車で渡る由布島は、島ごと亜熱帯の自然植物楽園です。
川平湾は石垣島西部に位置し、隆起サンゴ礁の小島が点在する湾内で沖縄を北限とする黒真珠が養殖されています。国指定名勝。
琉球王国時代の士族屋敷のたたずまいを今に伝える宮良殿内は、1819年に当主の宮良親雲上当演(みやらぺーちんとうえん)により首里の貴族の家屋敷をまねて建てられました。沖縄本島ではこの種の建築物が沖縄戦の戦火で失われたため、現存する唯一の建物となりました。石垣市内のこの一帯には、石垣家庭園(国指定重要文化財)、権現堂(同)、桃林寺と仁王像(県指定文化財)など、史跡が集中しています。
民謡の宝庫といわれる八重山には300を超える民謡があります。中でもトゥバラーマは八重山を代表する叙情歌で、旧暦の8月13日には十三夜の月の光の下で「とぅばらーま大会」が開催されます。大会には作詞と歌唱の部があり、県外からの参加者もいて毎年盛況です。
石垣市大川には私立の海星幼稚園(昭和30年創立)と学校法人カトリック学園海星小学校(昭和39年創立)があります。同学園PTAは会員数は少ないものの、長年、子供の健全育成、福祉を念願に家族的、協力的な活動を展開しています。地域のPTA活動にも積極的に参加し、その実績が県内外で認められています。
八重山地域の学校
小学校・・・・・・・・・・・・・・24校
小中学校・・・・・・・・・・・・・・11校
中学校・・・・・・・・・・・・・・10校
高校・・・・・・・・・・・・・・3校
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