更新日:2016年9月21日
沖縄空手~世界に誇る伝統文化(2)
鍛錬が培う高邁な精神

沖縄空手では、心身の鍛錬をとおして護身の技と高邁な精神性を培うことが重要視されています。型・マキワラなどの鍛錬具・相対しての技の修練と鍛錬は骨をも突き砕くティヂクンと矛先のような鋭い蹴り、何ごとにも動じない不動心、襲い来る敵の動きを封じる「目ぢから」すなわち眼力を養成します。
技の修練と心身の鍛錬によって得られた「武力」と人格者としての崇高な精神を体得した空手家だけが「武士」と呼ばれ、気高い「武士」の精神は、現在の空手家に受け継がれています。