沖縄県における「しまくとぅば」の表記

「しまくとぅば」の表記の策定の経緯

「しまくとぅば」は、地域の伝統行事、組踊、琉球舞踊等で使用され、沖縄文化の基層である大切な言葉です。

一方で、「しまくとぅば」には、現代日本語にはない音があることなどの理由から、これまでその書き表し方については、いくつかの表記が提唱されており、県においてもその表記について統一されていない状況です。

仮名文字による「しまくとぅば」の表記は、「しまくとぅば」の文章を書くために必要なものであり、仮名文字表記の確立は、「しまくとぅば」の普及・継承の効果を高めるとともに、地域によって異なる「しまくとぅば」の多様性と意義を理解し、地域ごとの「しまくとぅば」の普及・継承に資するものです。

そのため、県では、「しまくとぅば」の多様性を理解し、「しまくとぅば」の普及・継承の取組の効果を高めることを目的に、沖縄県における「しまくとぅば」の表記について検討を進めてきました。

『沖縄県における「しまくとぅば」の表記について』の策定

この度、沖縄県では、県内の「しまくとぅば」の特性を考慮し、以下のとおり、『沖縄県における「しまくとぅば」の表記について』としてとりまとめました。

• 『沖縄県における「しまくとぅば」の表記について』の概要 （PDF 184.9KB）
• 『沖縄県における「しまくとぅば」の表記について』（令和4年3月、沖縄県文化観光スポーツ部） （PDF 2.2MB）