「沿岸域診断カルテ」

図   面   番  号

 45

沿岸域区分番号

 1

作成年月日

  年 月 日

保全性分級区分名

自然環境の厳正な保護を図る区域

沿岸域市町村名

竹富町

海域区分情報

波照間島周辺海域

自然環境













 

地形・地質

 

 海底地形分類は、概ね緩斜面であり、西半分の沿岸部は平坦面、島の北側は急斜面である。
 海底地質分類は、概ねさんごであり、東南部は岩である。北西部に砂の所がある。
 特異な地形・地質として、ノッチ、ビーチロック、砂丘がある。

藻場・干潟
サンゴ礁

 波照間桟橋に藻場(約42ha)が分布する。
 生サンゴの被度は、5〜50%である。

動   物
 

 浜崎南浜、波照間南浜は、ウミガメの産卵地である。
 

植   物
 


 

そ の 他
 


 

社会環境






 

法 規 制
 


 

海域利用
 

 波照間漁港漁港区域(県管理、第四種漁港)がある。
 

海岸線利用
 


 

その他



 

河   川
海岸線形態

 海岸線は、概ね岩場、崖であり、浜崎周辺、南海岸等に砂浜がある。波照間漁港周辺は護岸である。
 

景   観
眺 望 点


 

                          特 記 事 項


















 

 波照間島北岸の内湾性裾礁では、アナサンゴモドキ類が優占しており、群体サイズも非常に大きく、特にヤツデアナサンゴモドキ、イタアナサンゴモドキが多い。その他、樹枝状ミドリイシやハナヤサイサンゴ類も多く着生しており、シヌラリア(ソフトコーラル)の大型群体も点在している。波照間島東岸の裾礁では、イボハダハナヤサイサンゴや散房花状ミドリイシの生育状態が良く、キクメイシ類や卓状ミドリイシもみられる。波照間島南岸の裾礁では、ハナヤサイサンゴ類や散房花状ミドリイシが多くみられるが、被度は低い。(「沿岸海域実態調査(宮古島、石垣島及び西表島並びに周辺離島)」平成6年3月、沖縄県企画開発部)