「圏域診断カルテ」

図 面 番 号

 46

圏域区分番号

 3

作成年月日

  年 月 日

2次メッシュコード

362350

3次メッシュコード

32,42,43

保全性分級区分名

自然環境の厳正な保護を図る区域

圏域内市町村名

与那国町

自然環境






















 

地形・地質





 

 地形分類は、丘陵地(丘腹・丘麓緩斜面、急斜面)、低地(谷底低地)、台地・段丘(中位段丘)が混在し、沿岸部に海浜、段丘崖・海食崖・段丘崖がある。
 表層土壌は、表層グライ系赤黄色土壌、細粒黄色土壌、礫質暗赤色土壌(摩文仁統)が混在し、一部に岩屑性土壌がある。南海岸は岩屑性土壌である。
 表層地質は、八重山層群(新第三紀:中新世)、段丘雄積層(新第三紀:中新世)、琉球石灰岩(第四紀:更新世)が混在し、一部に褐色粘土層(第四紀:更新世)がある。
 特異な地形・地質として、「海蝕崖」、「谷底低地」、「断層崖」がある。

植   物







 

 現存植生は、コウライシバ群落、アダン−オオハマボウ群落、人工草地、畑地・雑草群落、リュウキュウアオキ−スダジイ群集、水田雑草群落が混在し、一部にソテツ群落、リュウキュウチク群落、リュウキュウガキ−ナガミボチョウジ群落、チガヤ−ススキ群落、外国産広葉樹植林(ギンネム植林)がある。
 植生自然度は、2、9、10が混在し、一部に5、3がある。
 特定植物群落として、「与那国島サンニンヌ台一帯の海崖風衝草原」、「与那国島東崎のコウライシバ群落」がある。


 

動   物

 

 貴重な動物として、危急種2種、希少種2種が確認されている。
 また、少なくとも、希少種1種(県指定天然記念物1種)、地域個体群1種の生息推定域である。
 

そ の 他
 

 県指定名勝「サンニヌ台」がある。
 御嶽等拝所が1件ある。

社会環境






 

法 規 制

 

 沿岸部東部が東崎自然環境保全地域普通地区に指定されている。
 沿岸部東部と内陸部の一部が地域森林計画区域に定められている。 
 全域が農業振興地域に指定され、内陸部が農用地区域となっている。

土地利用


 

 土地利用の現況は、沿岸部は裸地である。内陸部沿岸よりは牧草地であり、西部は広葉樹林、サトウキビ畑、田、野草地が混在する。

 

そ の 他



 

河   川
 


 

景   観
眺 望 点


 

                          特 記 事 項