「圏域診断カルテ」

図 面 番 号

 46

圏域区分番号

 2

作成年月日

  年 月 日

2次メッシュコード

362350

3次メッシュコード

10,11,20,21,30

保全性分級区分名

自然環境の厳正な保護を図る区域

圏域内市町村名

与那国町

自然環境

























 

地形・地質








 

 地形分類は、概ね丘陵地(丘腹・丘麓緩斜面、一般斜面、急斜面)であり、一部に丘陵地(台地・段丘(中位段丘)、海浜、段丘崖・海食崖・断層崖がある。
 表層土壌は、概ね表層グライ系赤黄色土壌であり、一部に細粒灰色台地土壌、細粒黄色土壌、乾性赤色土壌、細粒グライ台地土壌、岩屑性土壌がある。沿岸部は概ね岩層性土壌である。
 表層地質は、概ね八重山層群(新第三紀:中新世)であり、一部に琉球石灰岩(第四紀:更新世)、段丘堆積層(第四紀:更新世)がある。
 特異な地形・地質として、「海蝕崖」、「断層崖」がある。


 

植   物






 

 現存植生は、沿岸部は西部がチガヤ−ススキ群落、東部がコウライシバ群落である。内陸部は概ねリュウキュウガキ−ナガミボチョウジ群落であり、東部に水田雑草群落、畑地・雑草群落、人工草地、ガジュマル−クロヨナ群集等が混在し、西部にヤワラケガキ−スダジイ群集、ガジュマル−クロヨナ群集がある。
 植生自然度は、沿岸部は西部が5、東部が10である。内陸部は概ね9であり、東部に2がある。
 特定植物群落として、「新川鼻の低地林」、「与那国島サンニンヌ台一帯の海崖風衝草原」、「与那国島宇良部岳のシイ・カシ林」がある。

 

動   物


 

 貴重な動物として、危急種2種、希少種2種(うち国指定天然記念物1種、県指定天然記念物1種)が確認されている。
 また、少なくとも、地域個体群1種の生息推定域である。
 

そ の 他
 

 県指定天然記念物「与那国島宇良部岳ヨナグニサン生息地」がある。
 

社会環境







 

法 規 制




 

 北部の一部が保安林として指定されている。
 北部が宇良部岳自然環境保全地域普通地区及び特別地区に指定されている。
 沿岸部東側が東崎自然環境保全地域普通地区に指定されている。
 沿岸部西側が比川地先自然環境保全地域特別地区に指定されている。
 概ね全域が地域森林計画区域に定められている。      
 全域が農業振興地域で、北部の一部が農用地区域となっている。

土地利用
 

 土地利用の現況は、沿岸部は裸地であり、一部に野草地、シュロ科樹林がある。内陸部は概ね広葉樹林であり、北東部にサトウキビ畑、田が混在し、南東部に牧草地がある。

そ の 他



 

河   川
 


 

景   観
眺 望 点


 

                          特 記 事 項