「圏域診断カルテ」

図 面 番 号

 42

圏域区分番号

 3

作成年月日

  年 月 日

2次メッシュコード

362337

3次メッシュコード

72,82,83,93

保全性分級区分名

自然環境の保護・保全を図る区域

圏域内市町村名

竹富町

自然環境
























 

地形・地質








 

 地形分類は、川沿いは低地(谷底低地、マングローブ湿地)である。それ以外は、山地(一般斜面、急斜面)、丘陵地(丘腹・丘麓緩斜面、一般斜面、急斜面)、台地・段丘(中位段丘、低位段丘、石灰岩丘)、段丘崖・海食崖・断層崖、低地(谷底低地)が混在する。
 表層土壌は、表層グライ系赤黄色土壌、グライ土壌、細粒黄色土壌、乾性赤色土壌、適潤性赤色土壌が混在する。
 表層地質は、西部は八重山層群(新第三紀:中新世)、沖積層(第四紀:完新世)が混在し、一部に琉球石灰岩(第四紀:更新世)がある。東部は西側が概ね沖積層(第四紀:完新世)、一部に段丘堆積層(第四紀:更新世)があり、東側は概ね野底層(古第三紀:始新世)、一部に八重山層群(新第三紀:中新世)がある。
 特異な地形・地質として、「マングローブ湿地」がある。

植   物






 

 現存植生は、概ねケナガエサカキ−スダジイ群集、畑地・雑草群落であり、リュウウキュウマツ群落、マングローブ群落、アダン−オオハマボウ群落、チガヤ−ススキ群落、人工草地が混在し、北東部にシイ・カシ萌芽林、北部にオキナワウラジロガシ群集、リュウキュウガキ−ナガミボチョウジ群落、ヨシクラス(セイコノヨシを含む)、水田雑草群落、西部にサガリバナ−サキシマスオウノキ群落、アカギ群落、南部にハスノハギリ群集、市街地がある。
 植生自然度は、概ね9、2であり、10、5が混在し、北東部に8、南部に1がある。
 特定植物群落として、「古見のサキシマスオウノキ林」がある。
 国指定天然記念物「古見のサキシマスオウノキ群落」がある。

動   物

 

 貴重な動物として、危急種1種、希少種2種(うち国指定天然記念物1種)が確認されている。
 また、少なくとも、絶滅危惧種1種(国指定特別天然記念物1種)、希少種4種(うち県指定天然記念物1種)の生息推定域である。

そ の 他
 

 県指定史跡「平西貝塚」がある。
 埋蔵文化財包蔵地として、集落跡1件、貝塚1件、散布地1件、墳墓1件がある。

社会環境





 

法 規 制
 

 全域が農業振興地域に指定され、北部と南部の一部が農用地区域となっている。
 

土地利用


 

 土地利用の現況は、概ね広葉樹林であり、針葉樹林、混交樹林、サトウキビ畑、野草地が混在し、北部に田、南部にシュロ科樹林、普通畑、一般住宅地区、文教地区、空地がある。

 

そ の 他



 

河   川
 

 相良川、後良川、後良川(北沢)、前良川がある。
 

景   観
眺 望 点


 

                          特 記 事 項