「沿岸域診断カルテ」

図   面   番  号

 66

沿岸域区分番号

 6

作成年月日

  年 月 日

保全性分級区分名

自然環境の厳正な保護を図る区域

沿岸域市町村名

渡嘉敷村

海域区分情報

阿波連西部の岬から阿波連ビーチ西端

自然環境













 

地形・地質

 

 海底地形分類は、概ねサンゴ礁地形であり、沖合に緩斜面がある。
 海底地質分類は、概ねサンゴであり、沖合に砂・岩がある。
 特異な地形・地質として、完新世サンゴ礁原がある。

藻場・干潟
サンゴ礁


 

動   物
 


 

植   物
 


 

そ の 他
 

  
 

社会環境






 

法 規 制
 

 全域が沖縄海岸国定公園に指定されており、一部が渡嘉敷海中公園地区に設定されている。
 

海域利用
 

 共同漁業権第19号が設定されている。
 

海岸線利用
 

 
 

その他



 

河   川
海岸線形態

 海岸線は崖、岩場である。
 

景   観
眺 望 点


 

特 記 事 項


















 

・奥武島南岸の裾礁
 礁原上はイボハダハナヤサイサンゴ Pocillopora verrucosa が群生する(サンゴの被度:約80%)。礁斜面は、水深約5m程急勾配に落込む。ここでは樹枝状ミドリイシであるホソエダミドリイシ Acropora valida が群生しており、ミドリイシ主体の群落が形成されている(サンゴの被度:約60〜80%)。
 礁嶺上もまたサンゴの被度は高く(約80%)、卓状ミドリイシ及び樹枝状ミドリイシが群生する。卓状ミドリイシでは、クシハダミドリイシ Acropora hyacinhus やサンボウミドリイシ A. clathrata が多く見られ、樹枝状ミドリイシではスギノキミドリイシ Acropora fomosa が多い傾向にあった。またキクメイシ類やハナヤサイサンゴ類も混生していた。
(「沿岸海域実態調査(沖縄島及び周辺離島)」平成5年3月沖縄県企画開発部)