「圏域診断カルテ」

図 面 番 号

 73

圏域区分番号

 1

作成年月日

  年 月 日

2次メッシュコード

402747

3次メッシュコード

45,46,47,48,49

保全性分級区分名

自然環境の保護・保全を図る区域

圏域内市町村名

伊平屋村

自然環境





















 

地形・地質





 

 地形分類は、西部に山地、東部に丘陵地、台地・段丘、谷底低地があり、沿岸部には砂丘、堤州、海浜がある。南部の一部に埋立地がある。
 表層土壌は、内陸部は概ね、西部の山地部に乾性黄色土壌、中粗粒強グライ土壌が、東部に礫質暗赤色土壌、細粒灰色低地土があり、適潤性黄色土壌、乾性赤色土壌、造成低地土壌が混在する。沿岸部は東部が中粗粒褐色低地土壌、西部が礫質暗赤色土壌である。東岸の北部に砂質未熟土壌がある。
 表層地質は、チャート(三畳紀〜白亜紀)、沖積層(完新世)、段丘堆積物(更新世)、砂岩等(三畳紀〜白亜紀)が混在し、沿岸部に砂丘砂層(完新世)がある。

植   物




 

 現存植生は、内陸部は概ねリュウキュウマツ群落及び畑地雑草群落であり、リュウキュウアオキ−スダジイ群集、ウバメガシ群落、チガヤ−ススキ群落、市街地が点在している。また一部にシバ群団、ヨシクラスがある。沿岸部はアダン−オオハマボウ群落とモクマオウ植林、緑の多い住宅地がある。
 植生自然度は、内陸部は概ね2と9であり、1と5が点在している。また一部に4、10がある。沿岸部は2、3、10がある。
 特定植物群落として、「伊平屋島の山地森林植生」がある。

動   物

 

 貴重な動物として、絶滅危惧T類1種、絶滅危惧TA類1種、絶滅危惧TB類1種、絶滅危惧U類2種、準絶滅危惧7種(国指定天然記念物1種、県指定天然記念物1種)、県危急種5種、県稀少種19種が確認されている。

そ の 他


 

 県指定史跡「久里原貝塚」がある。
 埋蔵文化財包蔵地として、「上里遺跡」、「我喜屋遺跡」、「久里原遺跡」がある。
 御獄等拝所が3件ある。
 

社会環境





 

法 規 制
 

 西岸の山地部が腰岳自然環境保全地域の普通地区に指定され、一部が特別地区となっている。
 一部地域が保安林に指定されていいる。

土地利用


 

 土地利用の現況は、概ねサトウキビ畑と広葉樹林であり、一部にリュウキュウマツ林(天然林)、混交樹林、住宅地区、野草地、畑地、アダン林、裸地がある。
 一部地域が地域森林計画区域に指定されている。
 一部地域が農業振興地域、農用地区域に指定されている。

そ の 他



 

河   川
 


 

景   観
眺 望 点

 
 

特 記 事 項