「圏域診断カルテ」

図 面 番 号

 71

圏域区分番号

 5

作成年月日

  年 月 日


2次メッシュコード
 

402727


3次メッシュコード
 

93,94

402737

03,04,13,14,23,33,34

保全性分級区分名

自然環境の保護・保全を図る区域

圏域内市町村名

伊是名村

自然環境























 

地形・地質







 

 地形分類は、内陸部は概ね台地・段丘であり、一部に、段丘崖・海食崖、段丘を刻む谷がある。沿岸部は概ね谷底低地が広がり、一部に海岸低地、堤州、砂丘、海浜、埋立地がある。北西部と南西部に、台地・段丘、段丘崖・海食崖、段丘を刻む谷がある。
 表層土壌は、内陸部は、南部に中粗粒黄色土があり、その他、細粒暗赤色土壌、乾性赤色土壌、乾性黄色土壌、グライ土壌、中粗粒強グライ土壌が混在する。沿岸部は概ね中粗粒褐色低地土壌であり、北西部に礫質暗赤色土壌、造成低地土壌がある。
 表層地質は、概ね砂岩・頁岩互層など(三畳紀〜白亜紀)であり、一部にチャート(三畳紀〜白亜紀)、段丘堆積物(更新世)、段丘石灰岩(更新世)、国頭礫層(更新世)、沖積層(完新世)、砂丘砂層(完新世)がある。

植   物




 

 現存植生は、内陸部は概ね畑地雑草群落であり、北部に人工草地、南部にチガヤ−ススキ群落が混在している。その他一部にリュウキュウマツ群落、市街地、緑の多い住宅地がある。沿岸部は隆起珊瑚礁植生、アダン−オオハマボウ群落、モクマオウ植林、人工草地がある。
 植生自然度は、内陸部は概ね2であり、南部に5が混在している。その他一部に1、2、9がある。沿岸部は2、3、10がある。
 村指定天然記念物「イゼナガヤ」がある。

動   物

 

 貴重な動物として、絶滅危惧TB類1種、絶滅危惧U類1種、準絶滅危惧3種、県危急種1種、県稀少種6種が確認されている。
 

そ の 他


 

 国指定文化財として「銘苅家住宅」がある。
 埋蔵文化財包蔵地として、「勢理客A貝塚」、「勢理客B貝塚」、「伊是名貝塚」、「伊是名貝塚B地点」、「タチハ原遺跡」、「シッサ原遺跡」がある。
 御獄等拝所が7件ある。

社会環境






 

法 規 制
 

  一部地域が保安林に指定されている。
 

土地利用



 

 土地利用の現況は、概ねサトウキビ畑であり、一部に牧草地、野草地、リュウキュウマツ林(天然林)、広葉樹林、アダン林、住宅地区、裸地、水田がある。
 全域が農業振興地域に指定され、概ね全域が農用地区域となっている。
 一部地域が地域森林計画対象民有林に指定されている。
 

そ の 他



 

河   川
 


 

景   観
眺 望 点

 
 

特 記 事 項