「圏域診断カルテ」

図 面 番 号

 71

圏域区分番号

 2

作成年月日

  年 月 日


2次メッシュコード
 

402727


3次メッシュコード
 

85,95,96

402737

05

保全性分級区分名

自然環境の保護・保全を図る区域

圏域内市町村名

伊是名村

自然環境



























 

地形・地質







 

 地形分類は、概ね南部は丘陵地であり、北部に台地・段丘、段丘を刻む谷がある。沿岸部には丘陵、谷底低地、海岸低地、砂丘、堤州、海浜がある。
 表層土壌は、概ね乾性黄色土壌であり、一部に表層グライ系赤黄色土壌、細粒暗赤色土壌、礫質黄色土壌、中粗粒黄色土壌、細粒黄色土壌、適潤性黄色土壌、細粒強グライ土壌、乾性赤色土壌がある。沿岸部に中粗粒褐色低地土壌、砂質未熟土壌がある。
 表層地質は、概ね北部が砂岩・頁岩互層など(三畳紀〜白亜紀)、南部がチャート(三畳紀〜白亜紀)であり、一部に段丘堆積物(更新世)、国頭礫層(更新世)、沖積層(完新世)、砂岩など(三畳紀〜白亜紀)、砂丘砂層(完新世)がある。
 特異な地形地質としてチジン山は「非火山性孤峰」である。

植   物









 

 現存植生は、内陸部は概ねリュウキュウマツ群落であり、その周辺部に畑地雑草群落、チガヤ−ススキ群落がある。また一部にウバメガシ群落(マルバニッケイ群落)、ビロウ群落、ナガミボチョウジ−クスノハカエデ群落、市街地、緑の多い住宅地、開放水域がある。沿岸部は南部にアダン−オオハマボウ群落、東部に自然裸地とモクマオウ植林がある。また城崎にはソテツ群落があり、その山頂部にタブ群落(ヤブニッケイ群落)がある。
 植生自然度は、内陸部は概ね9であり、一部に1、2、5がある。沿岸部は南部に10,東部に3がある。
 特定植物群落として、「伊是名島あから御獄一帯のウバメガシとリュウキュウマツ群落」(県指定天然記念物)、「伊是名城跡のイワヒバ群落」(県指定天然記念物)がある。
 県指定天然記念物「アカラ御獄のウバメガシ及びリュウキュウマツ等の植物群落」、「伊是名城跡のイワヒバ群落」がある。

動   物

 貴重な動物として、準絶滅危惧2種、県稀少種3種が確認されている。

そ の 他



 

 県指定史跡「伊是名城跡」がある。
 県指定文化財「伊是名玉御殿」がある。
 埋蔵文化財包蔵地として、「伊是名龍神洞遺跡」、「アギギタラ貝塚」、「イセナ原遺跡A地点」、「イセナ原遺跡B地点」、「伊是名元島遺跡」、「伊是名城跡」がある。
 御獄等拝所が11件ある。

社会環境






 

法 規 制

 

 山地部が伊是名山自然環境保全地域の普通地区に指定され、一部が特別地区となっている。
 北部に砂防指定地がある。
 一部地域が保安林に指定されている。 

土地利用


 

 土地利用の現況は、概ねリュウキュウマツ林(天然林)であり、一部にサトウキビ畑、混交樹林、野草地、アダン林、裸地、一般住宅地区がある。
 一部地域が地域森林計画対象民有林に指定されている。
 全域が農業振興地域に指定され、一部地域が農用地区域となっている。

そ の 他


 

河   川

 

景   観
眺 望 点

 
 

特 記 事 項