図 面 番 号 |
65 |
圏域区分番号 |
3 |
作成年月日 |
年 月 日 |
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2次メッシュコード |
392722 |
3次メッシュコード |
48,58,59,68,69,79,89 |
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保全性分級区分名 |
自然環境の保護・保全を図る区域 |
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圏域内市町村名 |
渡嘉敷村 |
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自然環境 |
地形・地質 |
地形分類は、概ね丘陵地であり、南部に人工平坦地がある。沿岸部は、渡嘉敷島の北岸と東岸、儀志布島の東岸と北西岸に段丘崖・海食崖があり、一部にビーチロック、海浜がある。 表層土壌は、儀志布島は内陸部が表層グライ系赤黄色土壌、沿岸部が岩屑性土壌、砂質未熟土壌である。渡嘉敷島は内陸部は表層グライ系赤黄色土壌と乾性黄色土壌が混在し、沿岸部に岩屑性土壌、砂質未熟土壌がある。 表層地質は、儀志布島は、概ね慶良間層粘板岩優勢層(白亜紀〜古第三紀)であり、沿岸部に砂丘砂層・海浜堆積物(完新世)がある。渡嘉敷島は、北部が慶良間層砂岩優勢層、中央部が慶良間層緑色岩類(白亜紀〜古第三紀)、南部が慶良間層粘板優勢層(白亜紀〜古第三紀)であり、西岩に沖積層(完新世)、砂丘砂層・海浜砂層(完新世)がある。 特異な地形地質として、渡嘉敷島の北岸と東岸、儀志布島の東岸と西岸に「海食崖」があり、一部に「ビーチロック」がある。 |
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植 物 |
現存植生は、儀志布島は概ねリュウキュウマツ群落であり、沿岸部に砂丘植生、チガヤ−ススキ群落、隆起珊瑚礁植生、アダン−オオハマボウ群落、自然裸地がある。渡嘉敷島は、内陸部は概ねリュウキュウマツ群落であり、一部にリュウキュウアオキ−スダジイ群集、ナガミボチョウジ−クスノハカエデ群落、チガヤ−ススキ群落がある。沿岸部は、北部は概ねタブ群落(ヤブニッケイ群落)であり、南部はアダン−オオハマボウ群落、チガヤ−ススキ群落、リュウキュウマツ群落、砂丘植生が混在する。 植生自然度は、概ね9と10であり、一部に5がある。貴重な植物種として、絶滅危惧TA類1種、絶滅危惧U類1種、危急種5種が確認されている。 特定植物群落として、「渡嘉敷島赤間山周辺の植生」がある。 |
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動 物 |
貴重な動物として、絶滅危惧TB類2種(県指定天然記念物1種)、絶滅危惧U類7種(国指定天然記念物1種、県指定天然記念物2種)、準絶滅危惧11種(国指定天然記念物1種、県指定天然記念物1種)、県絶滅危惧種2種、県危急種4種(国指定天然記念物2種、県指定天然記念物1種)、県希少種16種(県指定天然記念物3種)、県未決定種・地域個体群1種が確認されている。 |
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そ の 他 |
埋蔵文化財包蔵地として、「アーガー遺跡」がある。 |
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社会環境 |
法 規 制 |
一部が保安林として指定されている。 全域が沖縄海岸国定公園(特別地域、普通地域)に指定されている。 |
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土地利用 |
土地利用の現況は、儀志布島は概ねリュウキュウマツ林であり、沿岸部に野草地、広葉樹林がある。渡嘉敷島は針葉樹林、広葉樹林、混交樹林が混在し、一部に野草地がある。 国立青年の家付近を除き地域森林計画対象民有林に定められている。 |
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そ の 他 |
河 川 |
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景 観 眺 望 点 |
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特 記 事 項 |
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