「圏域診断カルテ」

図 面 番 号

 64

圏域区分番号

 6

作成年月日

  年 月 日

2次メッシュコード

392722

3次メッシュコード

02,11,12,13

保全性分級区分名

自然環境の保護・保全を図る区域

圏域内市町村名

座間味村

自然環境




















 

地形・地質






 

 地形分類は、概ね丘陵地である。沿岸部は、阿嘉島南端、慶留間島の東西岸に海食崖があり、阿嘉島南端と慶留間島の北岸にビーチロック、慶留間島の北岸に海岸低地がある。
 表層土壌は、慶留間島は乾性黄色土壌、適潤性黄色土壌、表層グライ系赤黄色土壌が混在し、北岸は砂質性未熟土壌、東西岸は岩屑性土壌である。阿嘉島南端に砂質性未熟土壌、岩屑性土壌がある。
 表層地質は、概ね慶良間層砂岩優勢層及び緑色岩類(白亜紀〜古第三紀)であり、慶留間島北岸に砂丘砂層・海浜堆積物(完新世)がある。
 特異な地形地質として、阿嘉島南端、慶留間島の東西岸に海食崖があり、阿嘉島南端と慶留間島の北岸にビーチロックがある。

植   物




 

 現存植生は、慶留間島内陸部は南部が概ねリュウキュウマツ群落で、一部にリュウキュウアオキ−スダジイ群集及びビロウ群落がある。北部はリュウキュウマツ群落、モクマオウ植林、タブ群落(ヤブニッケイ群落)、チガヤ−ススキ群落がある。慶留間島沿岸部はアダン−オオハマボウ群落で、一部にチガヤ−ススキ群落がある。阿嘉島沿岸部はアダン−オオハマボウ群落である。
 植生自然度は、概ね9であり、慶留間島北部に3と5、沿岸部に5と10がある。
 貴重な植物種として、絶滅危惧U類1種、危急種3種が確認されている。

動   物

 

 貴重な動物として、絶滅危惧U類3種(国指定天然記念物1種)、準絶滅危惧5種(国指定天然記念物1種)、県危急種3種、県希少種4種が確認されている。
 国指定天然記念物「ケラマジカ及びその生息地」がある。

そ の 他
 

 御獄等拝所が1件ある。
 

社会環境





 

法 規 制
 

 一部地域が保安林として指定されている。
 全域が沖縄海岸国定公園の特別地域に指定されている。

土地利用


 

 土地利用の現況は、慶留間島内陸部は北部は広葉樹林であり、南部はリュウキュウマツ林である。沿岸部は裸地である。
 一部地域が農業振興地域に指定され、一部が農用地区域となっている。
 全域が地域森林計画対象民有林に定められている。

そ の 他



 

河   川
 

 
 

景   観
眺 望 点


 

特 記 事 項