「圏域診断カルテ」

図 面 番 号

 63

圏域区分番号

  1

作成年月日

  年 月 日

2次メッシュコード

392741

3次メッシュコード

31,41,42,51,52

保全性分級区分名

自然環境の保護・保全を図る区域

圏域内市町村名

渡名喜村

自然環境



















 

地形・地質






 

 地形分類は、概ね中央部は低地であり、北部と南部に丘陵地がある。
 表層土壌は、北部が乾性黄色土壌と細粒赤色土壌、中央部が中粗粒褐色低地土壌、南部が塩基系暗赤色土壌で、一部に細粒赤色土壌、礫質黄色土壌、乾性黄色土壌がある。沿岸部北西部に砂質未熟土壌がある。
 表層地質は、概ね北部が斑岩、閃緑岩類(中新世〜鮮新世)であり、中央部が沖積層(完新世)、南部が渡名喜層砂岩・粘板岩・チャート・緑色岩及び渡名喜層石灰岩・苦灰岩(古生代〜中生代)である。東西の沿岸に砂丘砂層・海浜堆積物(完新世)がある。
  特異な地形地質として「トンボロ」、「海成段丘」、「ビーチロック」、「海食崖」、「礫岩ビーチロック」がある。 

植   物




 

 現存植生は、沿岸部は東部に隆起珊瑚礁植生及びモクマオウ植林、西部にアダン−オオハマボウ群落及び砂丘植生があり、一部にソテツ群落がある。内陸部はチガヤ−ススキ群落、リュウキュウマツ群落、畑地雑草群落、市街地がある。
 植生自然度は、沿岸部は概ね10であり、一部に3と9がある。内陸部は1、2、5、9がある。
 村指定天然記念物「渡名喜番所渡名喜小学校跡のフクギ群落」がある。
 特定植物群落として、「渡名喜島大岳・大本田原の植生」がある。

動   物
 

 貴重な動物として、絶滅危惧TB類1種(県指定天然記念物1種)、準絶滅危惧3種(国指定天然記念物1種)、県危急種1種、県希少種3種が確認されている。

そ の 他
 

 埋蔵文化財包蔵地として、散布地2件、貝塚2件、グスク2件がある。
 御獄等拝所が5件ある。

社会環境





 

法 規 制
 

 一部地域が保安林として指定されている。
 全域が渡名喜県立自然公園(特別地域、普通地域)に指定されている。

土地利用


 

 土地利用の現況は、概ね住宅地区及び畑であり、北部及び南部にリュウキュウマツ林、一部に運輸流通施設がある。
 全域が農業振興地域に指定されている。
 一部地域が地域森林計画対象民有林に定められている。

そ の 他



 

河   川
 


 

景   観
眺 望 点


 

特 記 事 項