「圏域診断カルテ」

図 面 番 号

 62

圏域区分番号

 3

作成年月日

  年 月 日


2次メッシュコード
 

392761


3次メッシュコード
 

89,98

392771

08,09,19

保全性分級区分名

自然環境の保全を図る区域

圏域内市町村名

粟国村

自然環境

















 

地形・地質



 

 地形分類は、石灰岩台地・段丘であり、北岸にノッチがある。
 表層土壌は、概ね礫質暗赤色土壌であり、北部に塩基系暗赤色土壌、中部に細粒暗赤色土壌、南部に礫質黄色土壌、沿岸部に岩屑性土壌がある。
 表層地質は、概ね琉球石灰岩(更新世)であり、南部に粟国安山岩類(中新世〜鮮新世)がある。
 特異な地形地質として、粟国島は、「海成段丘」であり、南海岸に「海食崖」がある。

植   物




 

 現存植生は、沿岸部は隆起珊瑚礁植生及びアダン−オオハマボウ群落である。内陸部は概ね北部は概ねチガヤ-ススキ群落、南部は市街地であり、一部に畑地雑草群落、ナガミボチョウジ−クスノハカエデ群落、人工草地(飛行場)がある。
 植生自然度は、内陸部は概ね北部は5、南部は1であり、一部に2、9がある。沿岸部は10である。
 特定植物群落「粟国島のソテツ群落」、「粟国島・八重川城の植生」がある。
 県指定天然記念物「粟国島字西の御願の植物群落」がある。

動   物
 

 貴重な動物として、絶滅危惧TA類1種、 絶滅危惧TB類1種、絶滅危惧U類1種、準絶滅危惧1種、県危急種1種、県希少種6種が確認されている。

そ の 他

 

 村指定名勝「坂木那原海岸景勝の地」がある。
 埋蔵文化財包蔵地として、「巣飼原貝塚」、「エーガーグスク」、「西御願貝塚」、「毛平原遺物散布地」、「東遺物散布地」がある。

社会環境





 

法 規 制
 

 一部地域が保安林として指定されている。
 

土地利用


 

 土地利用の現況は、概ね北部は野草地、南部は住宅地区、商業地区であり、一部に広葉樹林、サトウキビ畑、運輸流通施設がある。
 全域が農業振興地域に指定され、市街地、沿岸部を除き農用地区域となっている。
 一部地域が地域森林計画対象民有林に定められている。

そ の 他



 

河   川
 


 

景   観
眺 望 点


 

特 記 事 項