図 面 番 号 |
28 |
圏域区分番号 |
5 |
作成年月日 |
年 月 日 |
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2次メッシュコード |
392716 |
3次メッシュコード |
41,42,50,51,52,53 |
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保全性分級区分名 |
身近な自然環境の保全を図る区域 |
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圏域内市町村名 |
玉城村、具志頭村 |
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自然環境 |
地形・地質 |
地形分類は、西部は概ね小起伏丘陵、台地・段丘(下位面)であり、丘陵上を刻む浅谷(盆状谷)が混在し、一部に谷底低地がある。東部西側は丘陵上を刻む浅谷(盆状谷)、中央は小起伏丘陵、東側は丘陵上を刻む浅谷(盆状谷)、台地・段丘(中位面)である。沿岸部東部は小起伏丘陵、北東部は海浜である。奥武島は概ね台地・段丘(下位面)であり、北東部に埋立地、人工平坦地がある。 表層土壌は、西部は概ね礫質暗赤色土壌であり、埴質未熟土壌が混在し、一部に灰色台地土壌、細粒暗赤色土壌、細粒褐色低地土壌がある。東部西側は細粒褐色低地土壌、東側は埴質未熟土壌、灰色台地土壌、礫質暗赤色土壌、岩石地、北側は灰色台地土壌である。沿岸部は概ね砂質未熟土壌であり、西部に細粒褐色低地土壌がある。奥武島東部は塩基系暗赤色土壌、西部は細粒褐色低地土壌、沿岸部南部は砂質未熟土壌である。 表層地質は、西部は概ね段丘石灰岩・砂質石灰岩(第四紀)であり、琉球石灰岩(第四紀)が混在し、北東側に泥岩(新第三紀〜第四紀)がある。東部は概ね沖積層粘土・シルト・砂・礫(第四紀)であり、泥岩(新第三紀〜第四紀)が混在し、東側に琉球石灰岩(第四紀)がある。奥武島は段丘石灰岩・砂質石灰岩(第四紀)である。 特異な地形・地質として、「石灰岩割れ目(フィッシャー)」、「港川石灰岩」がある |
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植 物 |
現存植生は、概ね畑地雑草群落であり、ナガミボチョウジ−クスノハカエデ群落が混在する。西部はチガヤ−ススキ群落が混在し、一部にギンネム植林、河口部に造成地・採石場、北西部に開放水域がある。沿岸部西部に自然裸地、イソマツ−モクビャッコウ群集・クサトベラ−モンパノキ群集、東部にモクマオウ植林、グンバイヒルガオ−クロイワザ群落、アダン−オオハマボウ群落がある。奥武島中央部に畑地雑草群落、北東部・南部にナガミボチョウジ−クスノハカエデ群落がある。沿岸部内陸側にアダン−オオハマボウ群落、南部にイソマツ−モクビャッコウ群集・クサトベラ−モンパノキ群集がある。沖縄島は市街地が混在し、奥武島は概ね市街地である。 植生自然度は、概ね2であり、1、9が混在する。西部は5が混在し、北西部に0がある。沿岸部西部に0、10、東部に3、10がある。奥武島は概ね1であり、中央部に2、北東部・南部に9がある。沿岸部内陸側・南部に10がある。 |
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動 物 |
貴重な動物として、希少種1種が確認されている。 また、少なくとも、危急種1種、希少種4種(うち県指定天然記念物1種)の生息推定域である。 |
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そ の 他 |
埋蔵文化財包蔵地として、散布地が4件、貝塚が5件ある。 新原ビーチ、奥武ビーチがある。 |
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社会環境 |
法 規 制 |
沿岸部が保安林として指定されている。 奥武島は、沿岸部が保安林として指定されている。 雄樋川は河川区域に指定されている。 |
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土地利用 |
沿岸部、内陸部の一部が地域森林計画区域に定められている。 奥武島は南部沿岸部が地域森林計画区域に定められている。 全域が農業振興地域に指定され、西部の一部、集落部を除き農用地区域となっている。 土地利用の現況は、概ねサトウキビ畑であり、一部に広葉樹林、野草地、普通畑等、北部に商業地区、業務地区等、西部に温室、公園緑地、沿岸部に裸地、河口部に運輸流通施設、公共業務地区がある。奥武島は北東部に運輸流通施設、南東部に野草地、南部にサトウキビ畑、沿岸部に裸地がある。 |
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そ の 他 |
河 川 |
雄樋川がある。 |
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景 観 眺 望 点 |
奥武島遠望(景勝地)がある。 |
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特 記 事 項 |
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