「圏域診断カルテ」

図 面 番 号

 25 

圏域区分番号

 5 

作成年月日

  年 月 日

2次メッシュコード

392725

3次メッシュコード

12,13,23,32,33,42

保全性分級区分名

身近な自然環境の保全を図る区域  

圏域内市町村名

那覇市、豊見城村

自然環境


















 

地形・地質





 

 地形分類は、内陸部は概ね台地・段丘(下位面)であり、小起伏丘陵、谷底低地、石灰岩堤、丘陵上を刻む浅谷(盆状谷)が混在する。沿岸部は海岸低地であり、那覇空港は人工平坦地である。
 表層土壌は、概ね乾性黄色土壌、細粒褐色低地土壌であり、南部は灰色台地土壌が混在する。
 表層地質は、概ね泥岩(新第三紀〜第四紀)、砂岩(新第三紀〜第四紀)である。北部は琉球石灰岩(第四紀)、沖積層粘土・シルト・砂・礫(第四紀)が混在する。東部は琉球石灰岩(第四紀)、南部は沖積層粘土・シルト・砂・礫(第四紀)が混在する。
 特異な地形・地質として、「石灰岩堤」、「小禄砂岩」がある。

植   物



 

 現存植生は、一部にナガミボチョウジ−クスノハカエデ群落、チガヤ−ススキ群落がある。北西部は外国産広葉樹植林が混在し、南東部に畑地雑草群落、北部に人工草地、北東部に緑の多い住宅地・公園・墓地等がある。概ね全域が市街地である。
 植生自然度は、概ね1であり、一部に5、9がある。北西部は3が混在し、南東部・北部・北東部に2がある。

動   物
 

 貴重な動物として、希少種1種が確認されている。
 また、少なくとも、希少種3種(うち県指定天然記念物1種)の生息推定域である。

そ の 他

 

 県指定史跡「山下町第一洞穴遺跡」がある。埋蔵文化財包蔵地「トウムイ古墓遺跡」、「具志グスク」がある。
 運動公園1箇所、近隣公園3箇所がある。

社会環境






 

法 規 制

 

 山下、小禄に急傾斜地崩壊危険区域がある。
 全域が那覇広域都市計画区域に指定されている。
 那覇空港、自衛隊基地を除き騒音規制地域、振動規制地域、悪臭規制地域に指定されている。

土地利用


 

 一部地域が地域森林計画区域に定められている。
 土地利用の現況は、那覇内環状線より北側は概ね防衛施設、空地であり、一部に商業地区、文教地区、北東部に業務地区等、東部に公園緑地等、南部に広葉樹林、一般住宅地区等がある。南側は概ね一般住宅地区であり、一部に商業地区、公園緑地、普通畑等、南部に広葉樹林、運輸流通施設等がある。

そ の 他



 

河   川
 


 

景   観
眺 望 点


 

                          特 記 事 項













 

 国道331号より東側に米軍基地がある。