「圏域診断カルテ」

図 面 番 号

 22

圏域区分番号

 4 

作成年月日

  年 月 日

2次メッシュコード

392735

3次メッシュコード

08,09,18,28,29

保全性分級区分名

身近な自然環境の保全を図る区域   

圏域内市町村名

浦添市、宜野湾市

自然環境



















 

地形・地質







 

 地形分類は、概ね台地・段丘(下位面)であり、南部は概ね台地・段丘(中位面)である。北部に丘陵上を刻む浅谷(盆状谷)、段丘崖・海食崖がある。西部に埋立地、西部から南部にかけて石灰岩堤、断層崖がある。南部に小起伏丘陵、丘陵上を刻む浅谷(盆状谷)がある。沿岸部に海岸低地がある。
 表層土壌は、概ね塩基系暗赤色土壌である。南西部に灰色台地土壌、礫質暗赤色土壌、南西部から南東部にかけて細粒暗赤色土壌、南東部に礫質暗赤色土壌、細粒暗赤色土壌、灰色台地土壌がある。北西部に中粗粒強グライ土壌、礫質暗赤色土壌、細粒暗赤色土壌、中粗粒褐色低地土壌がある。
 表層地質は、概ね琉球石灰岩(第四紀)であり、北東部から西部にかけて沖積層粘土・シルト・砂・礫(第四紀)がある。南西部・南東部に泥岩(新第三紀〜第四紀)がある。
 特異な地形・地質として、「湧泉」、「海岸湿地」、「石灰岩堤」、「ポットホール状地形」がある。

植   物


 

 現存植生は、チガヤ−ススキ群落が混在する。南部・北東部はナガミボチョウジ−クスノハカエデ群落が混在する。北部に畑地雑草群落がある。沿岸部はチガヤ−ススキ群落である。概ね全域が市街地である。
 植生自然度は、概ね1であり、5が混在する。南部・北東部は9が混在する。北部に2がある。沿岸部は5である。

動   物
 

 貴重な動物として、危急種1種(国指定天然記念物1種)、希少種1種が確認されている。
 また、少なくとも、希少種3種の生息推定域である。

そ の 他

 

 国指定史跡「大山貝塚」がある。県指定史跡「浦添貝塚」がある。県指定名勝「宜野湾市森の川」がある。埋蔵文化財包蔵地として、散布地が22件、グスクが1件、貝塚が3件、洞穴が6件、墳墓が1件ある。 御嶽等拝所が5件ある。嘉数高台公園<近隣公園>がある。

社会環境








 

法 規 制



 

 嘉数、真志喜に急傾斜地崩壊危険区域がある。
 牧港川、宇地泊川は河川区域に指定されている。
 牧港川、宇地泊川は水質環境基準(河川C類型)に指定されている。
 全域が那覇広域都市計画区域に指定されている。
 米軍基地を除き騒音規制地域、振動規制地域、悪臭規制地域に指定されている。

土地利用


 

 一部地域が地域森林計画区域に指定されている。
 米軍基地を除き農業振興地域に指定されている。
 土地利用の現況は、概ね一般住宅地区であり、一部に空地、商業地区、工業地区、公園緑地等がある。北西部の埋立地に運輸流通施設、運動競技施設、北東部に防衛施設がある。

そ の 他



 

河   川
 

 宇地泊川、牧港川がある。
 

景   観
眺 望 点


 

                          特 記 事 項










 

 北東部に米軍基地がある。