「圏域診断カルテ」

図 面 番 号

 14 

圏域区分番号

13

作成年月日

    年 月 日

2次メッシュコード

392860

3次メッシュコード

59,68,69,79

保全性分級区分名

自然環境の保全を図る区域   

圏域内市町村名

名護市

自然環境
















 

地形・地質





 

 地形分類は、概ね山地・丘陵地(急斜面)であり、山腹・山麓平坦・緩斜面が混在する。沿岸部に崖、台地緩斜面がある。
 表層土壌は、概ね表層グライ系赤黄色土壌であり、黄色土壌が混在する。南西部は赤色土壌が混在し、一部にグライ土壌がある。南東部に岩属性土壌、北東部に赤色土壌がある。
 表層地質は、概ね砂岩を主とする互層(古第三紀〜白亜紀)である。南西部に泥層・砂礫層(更新世〜鮮新世)、泥層・砂礫層・礫層(更新世〜鮮新世)がある。
 特異な地形・地質として、「横臥褶曲」がある。

植   物

 

 現存植生は、概ねリュウキュウアオキ−スダジイ群集であり、リュウキュウマツ群落、チガヤ−ススキ群落、畑地雑草群落が混在する。嘉陽に休耕田雑草群落、北部にシイ・カシ萌芽林がある。
 植生自然度は、概ね9であり、2、5が混在する。嘉陽に4、北部に8がある。

動   物

 

 貴重な動物として、希少種6種(うち県指定天然記念物1種)が確認されている。
 また、少なくとも、絶滅危惧種1種(国指定天然記念物1種)、危急種6種(うち国指定天然記念物5種)、希少種11種(うち県指定天然記念物1種)の生息推定域である。

そ の 他
 

 御嶽等拝所が1件ある。
 

社会環境







 

法 規 制


 

 汀間川は河川区域に指定されている。
 嘉陽川沿いに砂防指定地がある。
 汀間川は水質環境基準(河川A類型)に指定されている。
 全域が名護都市計画区域に指定されている。

土地利用


 

 概ね全域が地域森林計画区域に定められている。
 北西部・西部を除き概ね農業振興地域に指定され、一部地域が農用地区域となっている。
 土地利用の現況は、概ね広葉樹林であり、一部にパイナップル畑、サトウキビ畑、針葉樹林(天然林)、混合樹林がある。道路沿い・南部に野草地がある。

そ の 他



 

河   川
 

 汀間川、嘉陽川がある。
 

景   観
眺 望 点


 

                          特 記 事 項