「圏域診断カルテ」

図 面 番 号

 13

圏域区分番号

12

作成年月日

    年 月 日

2次メッシュコード

392767

3次メッシュコード

48,57,58

保全性分級区分名

自然環境の保全を図る区域

圏域内市町村名

名護市

自然環境
















 

地形・地質





 

 地形分類は、内陸部は概ね山地・丘陵地(急斜面)であり、砂礫台地が混在し、一部に崖がある。東部・南部に山地・丘陵地(山頂及び山腹緩斜面)、南西部に谷底平野がある。福地川沿いに谷底平野がある。沿岸部に扇状地・急な谷底平野・崖錐があり、北部に河原・浜、南部に河原・浜、磯がある。
 表層土壌は、乾性黄色土壌、黄色土壌が混在し、一部に表層グライ系赤黄色土壌がある。北西部に赤色土壌がある。
 表層地質は、概ね粘板岩・砂岩薄互層(古第三系〜中生界)であり、礫層(更新統〜鮮新統)が混在し、北部に火成岩類(班岩〜@岩)がある。福地川沿いは沖積砂礫土(現世統)である。

植   物


 

 現存植生は、概ねリュウキュウアオキ−スダジイ群集であり、リュウキュウマツ群落、畑地雑草群落が混在し、一部にチガヤ−ススキ群落がある。沿岸部内陸側にアカテツ−ハマビワ群集がある。沿岸部は自然裸地である。
 植生自然度は、概ね9であり、2が混在し、一部に5がある。沿岸部は0である。

動   物
 

 貴重な動物として、少なくとも、危急種3種(うち国指定天然記念物2種)、希少種17種(うち県指定天然記念物4種)の生息推定域である。

そ の 他
 


 

社会環境





 

法 規 制

 全域が名護都市計画区域に指定されている。

土地利用



 

 一部地域を除き地域森林計画区域に定められている。
 概ね全域が農業振興地域に指定され、農用地区域となっている。
 土地利用の現況は、概ね広葉樹林であり、混交樹林が混在する。北部は針葉樹林(天然林)、野草地が混在し、一部にパイナップル畑、サトウキビ畑等がある。南西部南側は針葉樹林(天然林)が混在する。北側は果樹園が混在し、一部に野草地がある。福地川沿いは普通畑である。

そ の 他



 

河   川
 

 許田福地川がある。
 

景   観
眺 望 点

 沿岸部が沖縄海岸国定公園(特別地域、普通地域)に指定されている。
 

                          特 記 事 項
















 

 一部地域を除き米軍基地がある。