「圏域診断カルテ」

図 面 番 号

 13

圏域区分番号

10

作成年月日

    年 月 日

2次メッシュコード

392767

3次メッシュコード

03,13,14

保全性分級区分名

自然環境の保全を図る区域

圏域内市町村名

恩納村

自然環境




















 

地形・地質






 

 地形分類は、概ね山地・丘陵地(急斜面)であり、内陸部は崖、砂礫台地が混在する。浜原集落は三角州・海岸平野であり、内陸側に谷底平野がある。沿岸部に浜、磯がある。
 表層土壌は、乾性黄色土壌、赤色土壌、表層グライ系赤黄色土壌が混在する。北部に褐色低地土壌、グライ土壌がある。沿岸部に岩屑土がある。
 表層地質は、概ね火成岩類(班岩〜@岩)である。北西部西側に粘板岩・砂岩薄互層(古第三系〜中生界)、礫層(更新統〜鮮新統)がある。名嘉真に沖積砂礫土(現世統)、礫層(更新統〜鮮新統)がある。沿岸部に海浜砂層(現世統)がある。
 特異な地形・地質として、「堤州(砂州)」がある。

植   物




 

 現存植生は、概ねリュウキュウマツ群落であり、畑地雑草群落が混在し、一部にチガヤ−ススキ群落がある。北部・東部にリュウキュウアオキ−スダジイ群集がある。北西部に休耕田雑草群落、北部・希望ヶ丘ハイツにリュウキュウアオキ−スダジイ群集がある。北西部岸部に自然裸地、イソマツ−モクビャッコウ群集・クサトベラ−モンパノキ群集がある。北西部に市街地がある。
 植生自然度は、概ね9であり、2が混在し、一部に5がある。北西部に4、1がある。北西部沿岸部に0、10がある。

動   物

 

 貴重な動物として、希少種1種(県指定天然記念物1種)が確認されている。
 また、少なくとも、危急種3種(うち国指定天然記念物2種)、希少種16種(うち県指定天然記念物3種)の生息推定域である。

そ の 他
 


 

社会環境





 

法 規 制
 

 一部地域が保安林として指定されている。
 西部から南西部にかけてが県設恩納鳥獣保護区(森林鳥獣生息地)に設定されている。

土地利用


 

 概ね全域が地域森林計画区域に定められている。
 概ね全域が農業振興地域に指定され、農用地区域となっている。
 土地利用の現況は、概ね広葉樹林である。希望ヶ丘ハイツに一般住宅地区、商業地区等、北部に野草地、普通畑等、北西部にサトウキビ畑、一般住宅地区等がある。

そ の 他




 

河   川

 

 名嘉間川がある。

 

景   観
眺 望 点

 沿岸部が沖縄海岸国定公園(特別地域、普通地域)に指定されている。
 

                          特 記 事 項