「圏域診断カルテ」

図 面 番 号

 10

圏域区分番号

15

作成年月日

    年 月 日

2次メッシュコード

392870

3次メッシュコード

71,72,82,92

保全性分級区分名

自然環境の保全を図る区域

圏域内市町村名

名護市

自然環境













 

地形・地質



 

 地形分類は、概ね海岸平野であり、山地・丘陵地(急斜面)、台地緩斜面が混在する。
 表層土壌は、概ね褐色低地土壌であり、一部に赤色土壌、グライ土壌、暗赤色土壌がある。
 表層地質は、概ね琉球石灰岩(更新世〜鮮新世)であり、一部に泥層・砂礫層(更新世〜鮮新世)がある。
 特異な地形・地質として、「リアス式海岸」がある。

植   物

 

 現存植生は、内陸部は畑地雑草群落である。沿岸部は概ねモクマオウ植林であり、一部にリュウキュウマツ群落、アダン−オオハマボウ群落、ナガミボチョウジ−クスノハカエデ群落がある。
 植生自然度は、内陸部は1である。沿岸部は概ね3であり、一部に9、10がある。

動   物
 

 貴重な動物として、少なくとも、危急種1種、希少種2種の生息推定域である。
 

そ の 他
 

 埋蔵文化財包蔵地として、グスクが2件、散布地が3件、貝塚が1件ある。
 屋我地ビーチがある。

社会環境







 

法 規 制


 

 沿岸部の一部が保安林として指定されている。
 屋我地島は国設屋我地鳥獣保護区(集団渡来地)に設定されている。羽地内海は国設屋我地鳥獣保護区(集団渡来地)特別保護地区に指定されている。
 全域が名護都市計画区域に指定されている。

土地利用


 

 一部地域が地域森林計画地域に定められている。
 全域が農業振興地域に指定され、沿岸部を除き農用地区域となっている。
 土地利用の現況は、内陸部はパイナップル畑、サトウキビ畑が混在し、一部に野草地がある。南部に混交樹林、一般住宅地区がある。沿岸部は裸地である。

そ の 他



 

河   川
 


 

景   観
眺 望 点

 全域が沖縄海岸国定公園(特別地域、普通地域)に指定されている。
 

                          特 記 事 項