大宜味村1010

「圏域診断カルテ」

図面番号		10	圏域区分番号	10	作成年月日	年　月　日
２次メッシュコード		392870	３次メッシュコード	58,67,68,69,76,77,78,79,88,89
保全性分級区分名		自然環境の保全を図る区域
圏域内市町村名		大宜味村
自然環境	地形・地質	地形分類は、山地・丘陵地（急斜面）、山頂平坦・緩斜面、山腹・山麓平坦・緩斜面が混在する。　表層土壌は、概ね赤色土壌であり、一部に褐色土壌がある。南部は黄色土壌、岩屑性土壌が混在する。　表層地質は、概ね千枚岩（白亜紀～三畳紀）であり、東部に緑色岩類（白亜紀～三畳紀）、西部に泥層・砂礫層（更新世～鮮新世）、泥層・砂礫層・礫層（更新世～鮮新世）がある。
	植　　　物	現存植生は、北部は概ねリュウキュウマツ群落である。南部は概ねリュウキュウアオキ－スダジイ群集であり、一部にチガヤ－ススキ群落、畑地雑草群落、落葉広葉樹植林（ハンノキ植林）、アダン－オオハマボウ群落がある。塩屋湾沿岸部に水田雑草群落がある。　植生自然度は、概ね９であり、一部に２、５、６、１０がある。塩屋湾沿岸部に２がある。
	動　　　物	貴重な動物として、危急種２種（国指定天然記念物２種）、希少種７種（うち県指定天然記念物１種）が確認されている。　また、少なくとも、絶滅危惧種１種（国指定天然記念物１種）、危急種７種（うち国指定天然記念物３種、県指定天然記念物１種）、希少種１１種（うち県指定天然記念物３種）の生息推定域である。
	そ　の　他	埋蔵文化財包蔵地「石グスク」がある。
社会環境	法　規　制	一部地域が保安林として指定されている。　ガジナ川沿いに砂防指定地がある。　平南川は水質環境基準（河川Ａ類型）に指定されている。
	土地利用	概ね全域が地域森林計画地域に定められている。　西部の一部が農業振興地域に指定され、農用地区域となっている。　土地利用の現況は、北部は針葉樹林（天然林）、混交樹林が混在する。南部は概ね広葉樹林であり、パイナップル畑が混在し、一部に果樹園、サトウキビ畑、野草地がある。平南橋周辺に業務地区、宮城橋周辺に野草地がある。
その他	河　　　川	平南川、ガジナ川、渡海川がある。
	景　　　観眺　望　点	沿岸部が沖縄海岸国定公園（特別地域）に指定されている。
特　記　事　項