「圏域診断カルテ」

図 面 番 号

  6

圏域区分番号

 6

作成年月日

    年 月 日

2次メッシュコード

402801

3次メッシュコード

02,03,12,13,14,23,24,25,33,34

保全性分級区分名

自然環境の保護・保全を図る区域

圏域内市町村名

大宜味村、国頭村、東村

自然環境





















 

地形・地質






 

 地形分類は、概ね山地一般斜面であり、一部に高位段丘がある。北西部は丘陵地急斜面であり、南部・西部に山頂緩斜面、南東部に山地急斜面がある。
 表層土壌は、概ね乾性黄色土壌、適潤性黄色土壌であり、南部は乾性赤色土壌、南西部は乾性塩基系暗赤色土壌が混在する。西部は乾性赤色土壌が混在し、一部に礫質黄色土がある。北部に細粒黄色土、礫質黄色土がある。
 表層地質は、概ね名護層粘板岩・千枚岩・泥質片岩(始新世〜白亜紀)である。北東部は緑色岩類(始新世〜白亜紀)、北西部は国頭礫層(更新世)、南西部は緑色岩類(始新世〜白亜紀)、南東部は嘉陽層砂岩・粘板岩互層(始新世〜白亜紀)、嘉陽層砂岩(始新世〜白亜紀)が混在する。

植   物


 

 現存植生は、概ねリュウキュウアオキ−スダジイ群集であり、南部にリュウキュウマツ植林がある。北部にリュウキュウマツ群落、リュウキュウマツ植林、畑地雑草群落、チガヤ−ススキ群落、常緑果樹園、モクマオウ植林がある。
 植生自然度は、概ね9であり、南部に6、北部に2、3、5、6がある。

動   物




 

 貴重な動物として、絶滅危惧種3種(うち国指定特別天然記念物1種、国指定天然記念物1種)、危急種4種(うち国指定天然記念物2種、県指定天然記念物1種)、希少種9種(うち県指定天然記念物1種)が確認されている。
 また、少なくとも、絶滅危惧種1種(国指定天然記念物1種)、危急種6種(うち国指定天然記念物3種、県指定天然記念物1種)、希少種13種(うち県指定天然記念物4種)、地域個体群1種の生息推定域である。

そ の 他
 


 

社会環境






 

法 規 制

 

 西部・北部を除き保安林として指定されている。
 田嘉里川、大保川は河川区域に指定されている。
 大保川は水質環境基準(河川B類型)に指定されている。

土地利用


 

 概ね全域が地域森林計画区域に定められている。
 一部地域が農業振興地域に指定され、北部の一部が農用地区域となっている。
 土地利用の現況は、概ね広葉樹林である。北東部に針葉樹林(人工林)、野草地、果樹園、普通畑、サトウキビ畑、南西部に果樹園、普通畑、サトウキビ畑、南部に針葉樹林(人工林)、野草地がある。

そ の 他



 

河   川
 

 大保川、田嘉里川、大川川がある。
 

景   観
眺 望 点

 北東部の一部が沖縄海岸国定公園(特別地域)に指定されている。
 

                          特 記 事 項










 

 東村に米軍基地がある。