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受益面積 |
:111.0ha |
受益戸数 |
:35戸 |
工 期 |
:H8〜H18 |
全体事業費 |
:5,767百万円 |

本地区はさとうきび作を中心とした農業を展開しているが、面整備が実施されていないため区画は不整形で、道路排水路も未整備な状況にある。そのため、比較的機械化のすすんでいる地域であるにもかかわらず、農業機械の稼働率が悪く、労働生産性は予想よりも低い。また、年間降水量の少ない本地区は、毎年かんばつの被害を受けている。よって、本事業により、面整備を行うことと併せて、畑地かんがい施設を整備し、農家所得の向上と農業経営の安定を図る。
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区画整理 |
整 地 工:A=96.0ha
排水路工:L=10,400m
農 道 工:L=11,700m 5.0(4.0)m |
畑 か ん |
貯水池 5基(V=148,700m3)
ファームポンド 1基(V=1,600トン)
揚水機場 1基
用水路 L=21,200m
給水栓 251基 |
地域資源利活用 |
風力発電施設 一式(ドイツ ファーランド社 250kw) |

本地区は、畑面勾配修正・土層厚確保等のほ場整備と併せ、水源確保のため貯水池を整備し、水兼
農道・排水路にて降雨を集水する。
地形等を考慮して設置した5ヶ所の貯水池を管水路で結び、ファームポンドへポンプアップして、受益
地に配水する。その際の電気料の軽減を図るため、風力発電施設の設置を行った。
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雨水は、排水路等により貯水池に集められる。 |
集めた雨水をポンプアップし、高台にあるファームポンドに送る。 |
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ファームポンドへ送水するために必要な電気は、風力発電機で補う。 |
受益地内の各畑に給水栓が設置され、水をまくことが出来る。 |
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