病害虫防除技術センターでは「不妊虫放飼法」によって平成5年(1993年)10月にウリミバエを、また、「雄除去法」によって昭和61年(1986年)2月にミカンコミバエを沖縄全域から根絶しました。
沖縄県及び国の農業を守るうえから根絶後もウリミバエ、ミカンコミバエの侵入警戒調査を実施するとともに、東南アジア等の発生地域からの侵入の危険性が高いことから現在も「不妊虫放飼法」による再侵入防止防除を実施しています。
甘しょ(サツマイモ)などの害虫であるイモゾウムシ、アリモドキゾウムシの根絶は沖縄県の農業振興及び未発生地域の本土への侵入・まん延を防止するためにも重要な課題であるため、根絶事業を平成13年度(2001年度)から久米島で実施しています。
野菜を食害するアフリカマイマイについては被害軽減防除を実施しています。 |