令和7年度沖縄県「救急の日」及び「救急医療週間」
知事あいさつ
はいさい ぐすーよー ちゅーうがなびら。
はじめに、救急医療の最前線で日夜御尽力いただいている救急医療関係者の皆様、それを支える御家族及び関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
さて、9月9日は「救急の日」です。そして9月7日から13日までを「救急医療週間」として、救急医療及び救急業務に関する様々な普及啓発活動が行われます。
県内では、全ての医療圏域に救急病院が整備されており、離島の救急患者等については、沖縄県ドクターヘリのほか、陸上自衛隊や第十一管区海上保安本部並びに搬送時に添乗する医師等の御協力を得て、救急医療提供体制を整えております。
しかし、感染症の流行や熱中症による救急需要の増加、医療従事者の不足、軽症患者の救急受診などにより、救急医療の現場は逼迫し、医療従事者の過重な負担となっております。
そのため、県民の皆様には、救急医療現場の負担軽減のため、夜間の比較的軽い症状での救急病院の受診を控えていただくことや、救急車の適正利用について、正しく理解していただく必要があります。
県では、医師や看護師から電話で助言が受けられる体制を整備しており、休日・夜間に子どもが急な病気やけがをした場合の相談窓口「こども医療電話相談(#8000)」、救急車を呼ぶべきか病院に行くべきか迷う場合の救急相談窓口「おきなわ#7119」を開設するなど、県民の皆様の適正受診に対する取組を強化しています。
県民の皆様におかれましては、「救急の日」及び「救急医療週間」を契機として、日頃から健康管理に留意されるとともに、「かかりつけ医」をもち、できるだけ日中に受診していただくなど、救急医療への更なる御理解と御協力をお願い申し上げます。
ゆたさるぐとぅ うにげーさびら。
沖縄県知事 玉城 デニー
救急告示病院
救急告示病院とは、「救急病院等を定める省令(昭和39年厚生省令第8号)」に基づき、救急隊により搬送される傷病者に関する医療を担当する医療機関として救急業務に協力する旨を申し出た医療機関のうち、都道府県知事が医療計画の内容、当該病院または診療所の所在する地域における救急業務の対象となる傷病者の発生状況等を勘案して必要と認定し、告示している医療機関になります。
沖縄県の救急告示病院は32病院あり、県内の5医療圏すべてに救急告示病院が整備されています。
#7119、#8000
沖縄県では、救急車を呼ぶべきか病院に行くべきか病院に行くべきか迷う場合の救急相談窓口「おきなわ#7119」や、休日・夜間に子どもが急な病気やけがをした場合の相談窓口「こども医療電話相談(#8000)」など、医師や看護師から電話で助言が受けられる体制を整備しています。
沖縄県救急医療用ヘリコプター(ドクターヘリ)事業
沖縄県では、社会医療法人仁愛会 浦添総合病院に対し、ドクターヘリの運営等に係る経費を補助しています。ドクターヘリの運航は、救急搬送時間の短縮による救命率の向上や後遺症の軽減のほか、離島・へき地における救急医療体制の構築に貢献しています。
沖縄県ヘリコプター等添乗医師等確保事業
自衛隊または海上保安本部等が、県内各離島から沖縄本島または宮古島および石垣島へ重傷救急患者の搬送を行う際、機内における救急処置等を行うため添乗する医師、看護師等を恒常的に確保するため、沖縄県ヘリコプター等添乗医師等確保事業を実施し、県内の13病院が協力病院に参画しています。
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このページに関するお問い合わせ
沖縄県 保健医療介護部 医療政策課
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