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更新日:2021年3月18日

フレッシュ教員からのメッセージ

採用されてまだ間もないですが、ガッツと子どもたちへの思いは誰にも負けないルーキーたちから教諭を目指す方々への熱いメッセージです。 

初任者研修を終えて~国頭地区小学校で採用の高山教諭~

1 はじめに
  社会科の授業で、自分よりはるかに幼い子ども達が親元を離れ、生きる為、家族の為に働き、マンホールで生活している現状があると知り、「人生、どうせ生きるなら誰かの為になりたい。」と思い、進路について真剣に考え始めたことを今でも鮮明に覚えている。発展途上国の子ども達の為に尽くすJICAに参加したいという夢を追い始めたが、生まれ育ったこの沖縄にも親の温もりを知らない小さな命があることに気づき、いkunig01つしか海外ではなくここ沖縄で、母親のような温かさと父親のような強さを兼ね備えた教師になりたいと思うようになっていた。
  大学を出て非常勤講師、臨時的任用として、支援や配慮が必要な子と接するうちに、特別支援教育に没頭し、気づけば5年間特別支援学級の担任をしていた。その中で、東江小学校で堀越校長先生と出会い、人として大切なことを教えていただいた。それは「信じる」ということ。堀越先生はどんな時でも、私たち職員のことを信頼し、見えないところでそっと支えながら、背中を押してくださった。失敗しても受け止めてくださるという大きな安心感に包まれながら過ごしたあの時間は、まるで父や母に支えられているような感覚になり、私が目指す教師像そのものだった。それを期に採用試験勉強に本腰を入れた。そして、本務教員になるという夢が叶っただけでなく、堀越先生が拠点校指導教員としての最高な初任者研修のスタートとなった。

2 校内における研修
  校内研修では、校長先生を始め、教頭先生、拠点校指導教諭の堀越先生、校内指導教諭の先生、そして、名護小学校の全職員に様々な配慮をして頂き、内容の濃い多くの研修を受けることができた。教員としての心構えや態度、学級経営、保護者との信頼関係づくり、生徒指導や安全指導、学校経営に関する内容等、多くのことを学ぶことができた。多忙な学校現場、さらに新型コロナウイルス禍において様々な面で制約がある中、時間を割いてくださった先生方には心からの感謝の気持ちでいっぱいである。
 夢にまで見た拠点校指導教員の堀越泉先生との研修では、基本的な学級事務や学級経営について学びながら、クラスで直面している問題には親身になって対応策を考えてくださり、そのお陰で素早く対応することができた。また、研究授業の際には指導案検討や、毎時間必ず動画や写真に残してくださり、授業後の授業研究会においても、的確な助言を頂くことができた。
  校内指導教員の大城先生からは、研究授業のみならず普段の授業づくりの際も、示唆に富んだ多くのアイディアを頂いた。教科書には載っていない資料の提供をしてくださったり、マイノートを参考にさせてくださったり、感謝してもしきれない思いであった。学級経営の面でも、寛容で、笑顔が絶えず、子ども達を温かく包み込む先生を、これからもずっと追い続けていきたい。kunig02
  示範授業では、多忙の中多くの先生方に、とても魅力的な授業を見せて頂いた。児童の心をグッと引きつける導入や発問、児童の意欲を引き出す授業展開など、様々な工夫が随所にあり、自分の学級にも活かすことができた。授業を参観させて頂くだけでなく、その後のアドバイスまで丁寧にくださった先生方に感謝の気持ちでいっぱいである。
  研究授業の実践においては、同学年の先生方に支えていただきながら、無事7回を終えることができた。額を寄せ合い、自分1人では浮かばないアイディアを共有し合う学年での教材研究の時間は、とても貴重で有意義な時間だった。授業では、予想を超えた意見が出たり、担任が介入しなくても子ども達同士で考えを深め合ったりするなど、主体的・対話的な学びの手ごたえを感じる醍醐味を味わうことができた。私も子ども達に負けず、教師として主体的に学び続けようと再確認する瞬間となっていた。これからも学び続ける姿勢を大切に、日々の授業力向上を目指し研鑽していく決意である。

3 校外における研修kunig03
  校外研修では、沖縄県教育委員会、沖縄県立総合教育センター、国頭教育事務所、名護市教育委員会の先生方が新型コロナウイルス禍においてもオンデマンド研修や、時短研修等、様々な配慮・工夫を凝らしながら開催してくださったお陰で、とても充実した研修となった。オンデマンド研修では、国際理解教育や情報モラル、沖縄の歴史と文化、本県の教育課題や貧困問題等について学び、今後求められる教育について考えることができた。また、道徳の代表授業をさせていただき、その振り返りでは同期の仲間の指導実践や指導方法を共有することができ、自分自身の視野を広げることができた。教師として大きな財産をいただいたことに心から感謝している。また、オンデマンドでの開催が増え集まっての研修は減ってしまったが、同期と会える時間はすごく楽しみで、お互いの情報を交換しながら、自分の励みにもなった。特別な年の同期だからこそ、今後さらに絆を深め、教員生活を支え合っていけるような仲間でありたい。

4 おわりに
  夢が叶い、幸せな気分の中、浮かれ足でスタートした初任者研修。この一年間、本当に多くの方々にご指導頂き、支えられながら、無事終えることができ、kunig04感謝の気持ちでいっぱいであるとともに、教員人生の糧となる大きな経験を積ませて頂いたことを幸せに思う。初任者研修を通して、自分と向き合い、教師を目指したあの頃の初心に帰ったり、感情に左右されない指導を意識したりする中で、「人として身に付けさせたいことは何か。」と考えることが自分自身の軸となってきた。子ども達が十人十色なように、教師もまた十人十色の考え方や指導の仕方があることを感じながら、自分に足りない多くのことを学ぶことができた。たくさんの学びをくださった先輩方のように、「人を大切にする人」になりたいと感じた。今後も、人と人との繋がりを大切に、地域や沖縄の子ども達の為に少しでも力になれるよう尽力していく。
  初任者研修を終えるにあたり、この1年間、教師として未熟な私についてきてくれ、私自身を大きく成長させてくれた3年4組の子ども達に心から感謝したい。この子達を通して学んだ多くのことを糧に、これからも謙虚な気持ちで常に学び続ける教師として、精進していきたい。

 

お問い合わせ

沖縄県教育庁学校人事課(代表)

〒900-8571 那覇市泉崎1-2-2 行政棟13階(北側)

電話番号:098-866-2730

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