総合雨水対策について

ページ番号1003494  更新日 2024年1月11日

印刷大きな文字で印刷

これまでは・・・

これまでの雨水対策は、「治水対策」としての河川改修、遊水地やダム等の整備や、降雨や洪水に関する情報伝達、水防活動といった、被害の軽減を図るための対策を行ってきました。
しかし、急激な都市化に伴う流出量の増大に対して、これらの治水対策だけでは追いつかない状況になっています。

イラスト:雨水対策

総合雨水対策とは

総合雨水対策は都市化により流量が増大している河川において、「治水対策」、「流域対策」、「被害軽減対策」などを組み合わせ、流域の自治体が一体となった総合的な対策を講じ、減災を図ることを目的としています。
なお、総合雨水対策を実施することで、浸水被害軽減はもとより、流域の良好な水循環の回復や、都市圏のヒートアイランド現象の緩和等、良好な生活環境の形成に寄与するものです。

イラスト:総合雨水対策1

イラスト:総合雨水対策2

総合雨水対策の体系図

イラスト:総合雨水対策の体系図

対策効果

地下水の涵養

雨水流出抑制効果、地下水と湧水の保全効果があります。

イラスト:地下水の涵養1

ヒートアイランド現象の緩和

蒸発量の増大、平常時の河川水の流量が増加することにより、周辺の気温が低下することが考えられます。さらに屋上緑化を行えば、日射を遮断し、建物に熱が蓄積するのを防ぐことができます。

イラスト:ヒートアイランド現象の緩和

このページに関するお問い合わせ

沖縄県 土木建築部 河川課
〒900-8570 沖縄県那覇市泉崎1-2-2 行政棟11階(北側)
電話:098-866-2404 ファクス:098-868-9396
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。