下地島空港

戻る[TOP]沖縄県の空港に戻る

下地島空港の航空写真 下地島・伊良部島の地図

空港の概況

 昭和40年前後空港需要の伸びは、世界的に著しく、本格的なジェット化時代の到来を前に、ジェットパイロット養成強化が急務となったが、ジェットパイロットの訓練を主とする空港は国内にはなく、アメリカにおいて訓練を行っているのが現状であった。
 こうした背景や空港会社の要望により、昭和40年6月に行政監察結果勧告、更に昭和41年10月に航空審議会答申があり、これに基づき運輸省は全国的に訓練飛行場を誘致要請することを決定した。
 下地島飛行場は、当初非公共用として昭和48年7月設置許可されたが、昭和54年5月公共用飛行場(第三種空港)として新たに設置許可された。同空港は、昭和54年7月に供用開始し、昭和55年11月からは航空会社によるパイロットの本格的な訓練などを開始した。また、同年11月から南西航空の定期便(YS-11型機)が就航したが、利用客が少ないことから平成6年7月に運休し、現在に至っている。

空港の諸元

項  目 概        要
種別 地方管理空港(旧第3種空港)
設置管理者 沖縄県
所 在 地 宮古島市
標点位置 北緯24°49′36″ 東経125°08′41″
標高 7.58m
空港面積 3,615,000m2
着陸帯 3,120m×300m A級
滑走路 3,000m×60m LA-1 N14°30′02″W:真方位
誘導路 3,880m×30m
エプロン 129,200m2 大型ジェット機用 5バース、中型ジェット機用 1バース
航空灯火 飛行場灯台、進入灯、進入角指示灯、滑走路灯、
滑走路中心線灯、接地帯灯、誘導路灯、風向灯等
航行援助施設 VOR/DME、ILS、ASR、SSR
運用時間 08:00〜19:30(11時間30分)

下地島空港の配置図


沿革

S48. 7.31 下地島訓練飛行場設置許可(非公共用)(R/W3,000m、設置者:沖縄県)
S54. 5.31 下地島空港設置許可(R/W3,000m、設置者:沖縄県)
S54. 7. 5 供用開始(R/W3,000m)
S54. 7.24 第三種空港に政令指定
S55.11. 1 那覇間に南西航空(株)の定期便就航
H 5. 8.19 施設変更(エプロン拡張)許可
H 6. 7.22 定期便運航休止
H 7. 6.22 施設変更(エプロン拡張)供用開始
H13. 9.19 航空灯火変更許可
H20. 6.18 地方管理空港に政令指定(法改正に伴う)

航空輸送実績

 エクセルデータ(26KB)


Line

[ 地方管理空港(旧第3種空港) ]
伊江島空港 | 粟国空港 | 久米島空港 | 慶良間空港
北大東空港 | 南大東空港 | 宮古空港 | 下地島空港
多良間空港 | 新石垣空港 | 波照間空港 | 与那国空港

沖縄県の空港に戻る戻る[TOP]