当館について about

■はじめに

【基本理念】

 『戦争マラリア』の実相を後世に正しく伝えるとともに、 人間の尊厳が保障される社会の構築と、 八重山地域から世界に向けて恒久平和の実現を訴える『平和の発信拠点』の形成を目指す。




【戦争マラリアについて】

 「戦争マラリア」とは、大戦末期の昭和20(1945)年、 八重山諸島の住民がマラリアの無病地帯から有病地帯に避難を強いられたことによりマラリアに罹患し、 そのうち、3,600名余の尊い命が犠牲となった出来事をいいます。

 なお、八重山諸島におけるマラリアは、昭和32(1957)年から実施された「ウィラープラン」による対策が効果を上げ、 昭和36(1961)年を最後に、患者は発生していません。




■展示構成について

1. アジア・太平洋戦争に起因する沖縄戦
2. 沖縄戦と八重山
3. 戦争マラリアの悲劇
4. マラリア根絶に向かって
5. 戦争マラリア援護会の活動
6. 八重山地域における平和発信拠点を目指して




■リーフレット

八重山平和祈念館


日本語版(pdf)

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■開館までの経過

平成元(1989)年5月28日 戦争マラリア犠牲者の遺族らが『沖縄戦強制疎開マラリア犠牲者援護会』 (会長 篠原武夫 琉球大学教授)を結成。国家補償を求めて活動を開始する。
10月16日 沖縄県議会(9月定例会)において、『沖縄戦強制疎開マラリア犠牲者の遺族補償に関する意見書』を決議する。
平成7(1995)年 12月25日平成8年度国庫予算において、マラリア慰藉事業費として総額3億円が認められる。
平成9(1997)年 3月31日建物竣工
平成11(1999)年3月31日 平和祈念資料館の分館として八重山平和祈念館を置く。
5月28日 八重山平和祈念館 開館式
5月29日 八重山平和祈念館 一般公開
5月29日 沖縄戦強制疎開マラリア犠牲者援護会 解散



【マラリア慰藉事業】

平成8年度に実施された八重山地域マラリア死没者に関する慰藉事業の内容は次のとおり。




八重山戦争マラリア犠牲者慰霊之碑

1 慰霊碑等建立事業

マラリア死没者の御霊を慰めるため、慰霊碑を建立するとともに植栽等により周辺を整備する。


2 マラリア祈念館(仮称)建設等事業

マラリア死没者を悼み、平和を祈念するため祈念館を建設する。
祈念館はマラリア死没者の遺品等の資料を展示するとともに、地域住民の利用に供するものとする。


3 マラリア慰藉のための死没者資料収集・編纂事業

祈念館への展示を目的とした死没者の遺品等の資料を収集する。
また、遺族の苦労等を取りまとめた記念誌の発刊を行う。


4 マラリア慰藉のための死没者追悼事業

マラリア死没者を追悼するため、慰霊碑の除幕式を兼ねてマラリア死没者の追悼式典を実施する。









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