沖縄県鉱工業指数

平成16年 沖縄県鉱工業指数年報
(平成12年基準)


T 平成16年鉱工業の動向

3 財別の動向

《生産》

   生産の動きを財別に見ると、最終需要財は97.1となり、対前年比1.7%の低下となった。生産財は76.1となり、同7.2%の低下となった。全体では91.7となり、同3.1%の低下となった。
   最終需要財では、投資財(建設財)は97.3となり、同1.4%の低下となった。消費財(非耐久消費財)は96.9となり、同2.1%の低下となった。生産財では、鉱工業用生産財は83.5となり、同2.1%の上昇となった。その他用生産財は61.0となり同25.9%の低下となった。
   なお、財別の内訳では、建設財は生コンクリート、その他のプレストレストコンクリート製品、道路用コンクリートブロックなどが減少し、非耐久消費財は外衣・中衣、ガソリン、精米などが減少した。また、鉱工業用生産財は食缶、分蜜糖、アルミ圧延製品などが増加し、その他用生産財は、C重油、A重油、ジェット燃料油などが減少した。

第10表 財別生産指数


《出荷》

   出荷の動きを財別に見ると、最終需要財は89.5となり、対前年比8.3%の低下となった。生産財は61.2となり、同24.6%の低下となった。全体では77.6となり、同14.4%の低下となった。
   最終需要財では、投資財(建設財)は99.5となり、同1.0%の低下となった。消費財(非耐久消費財)は85.0となり、同11.6%の低下となった。 生産財では、鉱工業用生産財は72.8となり、同10.6%の低下となった。その他用生産財は53.6となり、同33.9%の低下となった。
   なお、財別の内訳では、建設財は生コンクリート、その他プレストレストコンクリート製品、道路用コンクリートブロックなどが減少し、非耐久消費財はガソリン、灯油、外衣・中衣などが減少した。また、鉱工業用生産財は食缶、ナフサ、含蜜糖などが減少し、その他用生産財はC重油、A重油、ジェット燃料油などが減少した。

第11表 財別出荷指数


《在庫》

   在庫の動きを財別に見ると、最終需要財は113.9となり、対前年比3.7%の低下となった。生産財は52.3となり、同41.4%の低下となった。全 体では79.6となり、同22.0%の低下となった。
   最終需要財では、投資財(建設財)は109.4となり、同15.5%の上昇となった。消費財(非耐久消費財)は116.4となり、同11.7%の低下と なった。生産財では、鉱工業用生産財は56.3となり、同37.7%の低下となった。その他用生産財は51.4となり、同42.2%の低下となった。
   なお、財別の内訳では、建設財はアルミサッシ等、遠心力鉄筋コンクリートパイル、遠心力鉄筋コンクリート管などが増加し、非耐久消費財はガソリン、精製 糖、肉缶詰などが減少した。また、鉱工業用生産財はナフサ、食缶、回収いおうなどが減少し、その他用生産財はジェット燃料油、C重油、A重油などが減少した。

第12表 財別在庫指数

第17図 最終需要財

第18図 建設財

第19図 非耐久消費財

第20図 生産財

第21図 鉱工業用生産財

第22図 その他生産財



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