平成１６年 沖縄県鉱工業指数年報
（平成12年基準）
T 平成１６年鉱工業の動向
２ 業種別の動向
(1)鉄鋼業
生産指数は、小形棒鋼、鉄線及び線材（その他用）の増加によって110.4となり、対前年比4.1％の上昇となった。出荷指数は、小形棒鋼及び線材（その他用）の増加によって114.3となり、同1.9％の上昇となった。在庫指数は、小形棒鋼及び鉄蓋の増加によって82.9となり、同12.3％の上昇となった。
(2)金属製品工業
生産指数は、食缶、鉄骨、鉄丸くぎなどの増加によって103.5となり、対前年比9.3％の増加となった。出荷指数は、食缶及びアルミサッシ等の減少によって84.9となり、同13.7％の低下となった。在庫指数は、アルミサッシ等の増加によって117.4となり、同0.3％の上昇となった。
（３）窯業・土石製品工業
生産指数は、生コンクリート、その他のプレストレストコンクリート製品、道路用コンクリートブロックなどの減少によって95.5となり、対前年比3.9％の低下となった。出荷指数は、生コンクリート、その他のプレストレストコンクリート製品、道路用コンクリートブロックなどの減少によって97.2となり、同2.8％の低下となった。在庫指数は、遠心力鉄筋コンクリートパイル、遠心力鉄筋コンクリート管、遠心力鉄筋コンクリートポールなどの増加によって96.4となり、同7.5％の上昇となった。
（４）化学工業
生産指数は、保存血液、窒素、塩酸などの減少によって96.1となり、対前年比2.4％の低下となった。出荷指数は、配合肥料、か性ソーダなどの増加によって99.4となり、同7.8％の上昇となった。在庫指数は、保存血液の増加によって160.3となり、同28.3％の上昇となった。
（５）石油製品工業
生産指数は、Ｃ重油、ガソリン、A重油などの減少によって45.8となり、対前年比43.0％の低下となった。出荷指数は、Ｃ重油、ガソリン、A重油などの減少によって52.3となり、同38.1％の低下となった。在庫指数は、ジェット燃料油、Ｃ重油、ガソリンなどの減少によって58.6となり、同44.7％の低下となった。
（６）プラスチック製品工業
生産指数は、プラスチック製フィルム・シート、発泡プラスチック製品、浄化槽などの減少によって69.5となり、対前年比12.0％の低下となった。出荷指数は、プラスチックパイプの増加によって83.5となり、同0.6％の上昇となった。在庫指数は、プラスチックパイプ、プラスチック製フィルム・シートの増加によって89.3となり、同11.2％の上昇となった。
（７）パルプ・紙・紙加工品工業
生産指数は、トイレットペーパー、ちり紙、タオル用紙の減少によって76.5となり、対前年比7.8％の低下となった。出荷指数は、トイレットペーパーの減少によって79.4となり、同7.5％の低下となった。在庫指数は、トイレットペーパー、タオル用紙の減少によって72.7となり、同12.6％の低下となった。
（８）繊維工業（総合）
生産指数は、外衣・中衣、絹織物の減少によって145.9となり、対前年比31.0％の低下となった。出荷指数は、外衣・中衣の減少によって162.7となり、同42.2％の低下となった。在庫指数は、外衣・中衣の減少によって275.2となり、同9.9％の低下となった。
（９）木材・木製品工業
生産指数は、製材の増加によって100.2となり、対前年比12.8％の上昇となった。出荷指数は、製材の増加によって93.2となり、同0.3％の上昇となった。在庫指数は、製材の増加によって128.9となり同25.3%の上昇となった。
（10）食料品工業
生産指数は、あわもり、発泡酒、分蜜糖などの増加によって95.8となり、対前年比2.2％の上昇となった。出荷指数は、あわもり、分蜜糖、発泡酒などの増加によって90.4となり、同0.6％の上昇となった。在庫指数は、精米、あわもり、清涼飲料・嗜好飲料、ソーセージなどの増加によって103.6となり、同13.2％の上昇となった。
（11）その他工業
生産指数は、アルミ圧延製品、台所用家具の増加によって68.4となり、対前年比12.7％の上昇となった。出荷指数は、アルミ圧延製品、台所用家具の増加によって71.7となり、同17.2％の上昇となった。在庫指数は、アルミ圧延製品の増加によって82.8となり、同3.5％の上昇となった。
（12）鉱業
生産指数は、石灰石の減少によって67.3となり、対前年比8.4％の低下となった。出荷指数は、石灰石の減少によって72.1となり、同3.9％の低下となった。在庫指数は、石灰石の増加によって91.5となり、同5.9％の上昇となった。
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