沖縄県家計調査

平成14年平均


平成14年平均データ(Excel形式)





1 全世帯の家計


 平成14年の沖縄の全世帯(平均世帯人員 3.41人、世帯主の平均年齢 50.1歳)の消費支出は、一世帯当たり1ヶ月平均219,479円で、前年に比べ名目で0.1%減少、実質では0.9%の増加となっており、名目は平成13年以来2年連続減少となったが、実質は平成13年の減少から増加へ転じた。全国の水準(306,129円)に対しては86,650円下回っている。

 消費支出を費目別(名目)にみると、増加率が最も大きかったのは住居で前年比38.8%増となっており、次いで教育(同32.9%増)、交通・通信(同2.4%増)、食料(同0.9%増)、保健医療(同0.3%増)となっている。

 一方、減少率が最も大きかったのは被服及び履物で前年比19.2%減、次いでその他の消費支出(同11.7%減)、教養娯楽(同5.9%減)、家具・家事用品(同2.2%減)、光熱・水道(同1.5%減)となっている。

 また、エンゲル係数は24.5%で前年と比べて0.2ポイント増加し、全国の水準(23.3%)を1.2ポイント上回った。

図210大費目の対前年同月実質増加率(14年平均ー全国と沖縄・全世帯)

図410大費目の対前年同月実質・名目増加率(14年平均ー沖縄・全世帯)


2 勤労者世帯


 平成14年の沖縄の勤労者世帯(平均世帯人員 3.59人、世帯主の平均年齢43.7歳)の実収入は一世帯当たり1ヶ月平均385,451円で、前年に比べ名目で5.4%、実質では4.4%の減少となっており、名目、実質とも平成11年以降2年連続減少し、平成13年に増加となったが今回は減少となった。全国の水準(538,277円)を152,826円下回った。

 一世帯当たり1ヶ月平均の可処分所得は339,419円で、前年に比べ名目で5.4%、実質では4.5%の減少となっており、名目、実質とも平成11年以降2年連続減少し、平成13年に増加となったが今回は減少となった。全国の水準(452,501円)を113,082円下回った。

 一世帯当たり1ヶ月平均の消費支出は238,557円で、前年に比べ名目で0.1%、実質では1.1%の増加となっており、名目、実質とも平成13年以来2年連続増加となった。また、全国の水準(330,651円)を92,094円下回った。

 消費支出を費目別(名目)にみると、増加率が最も大きかったのは住居で前年比40.6%増となっており、次いで教育(同17.9%増)、交通・通信(同13.4%増)、保健医療(同3.2%増)となっている。一方、減少率が最も大きかったのは被服及び履物で前年比19.7%の減少となっており、次いでその他の消費支出(同13.9%減)、家具・家事用品(同4.0%減)、光熱・水道(同3.4%減)、教養娯楽(同2.9%減)、食料(同1.3%減)となっている。

 また、エンゲル係数は前年と比べて0.3ポイント減の23.1%で、全国の水準(22.2%)よりも0.9ポイント高くなっており、平均消費性向は前年と比べて3.9ポイント増の70.3%で、全国の水準(73.1%)を2.8ポイント下回った。

図3消費支出の対前年同月実質・名目増加率の推移(沖縄ー全世帯)


図510大費目の対前年同月実質・名目増加率(14年平均ー沖縄・勤労者世帯)

図1消費支出の対前年同月実質増加率の推移(全国と沖縄ー全世帯・勤労者世帯)



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