平成13年 事業所・企業統計調査

2.産業分類(大分類)別事業所数及び従業者数



(1)事業所数

 ア.産業別に事業所数を見ると、「卸売・小売業,飲食店」が 3万 3112 事業所(構成比 47.0%)と最も多く、次いで「サービス業」2万 479 事業所( 29.1%)、「建設業」5366 事業所( 7.6%)、「不動産業」5109 事業所( 7.3%)、「製造業」3162 事業所( 4.5%)の順になっており、特に「卸売・小売業,飲食店」と「サービス業」の2産業で全体の 76.1 %を占めている。

 構成比を前回の比較でみると、「サービス業」が 1.7ポイント、「不動産業」が 0.8ポイント、それぞれ上昇しているのに対し、「卸売・小売業,飲食店」は2.6ポイント、「製造業」は 0.2ポイントそれぞれ低下している。

 昭和56年以降の事業所数の推移をみると、「不動産業」、「サービス業」、「運輸・通信業」が上昇傾向にあるのに対し、「製造業」「卸売・小売業,飲食店」は低下傾向にある。また、「建設業」と「金融・保険業」は今回初めて減少した。


産業大分類別事業所数と構成比

図2-1構成比

図2-2産業大分類別事業所数の推移ー非農林漁業-1 図2-2産業大分類別事業所数の推移ー非農林漁業-2 図2-2産業大分類別事業所数の推移ー非農林漁業-3

 イ.産業別に事業所数の増減状況を前回との比較でみると、最も増加数が多かったのは、「サービス業」の 466 事業所、次いで「不動産業」370 事業所、「運輸・通信業」20 事業所の順になっている。

  一方、最も減少数が多かったのは「卸売・小売業,飲食店」の 3123 事業所、次いで「製造業」235 事業所、「金融・保険業」72 事業所、「建設業」71 事業所の順になっている。

  また、増加率でみると、最も多かったのは「不動産業」の 7.8%、次いで「サービス業」の 2.3%、「運輸・通信業」1.0%で、「電気・ガス・熱供給・水道業」を除くその他の産業は減少している。

産業大分類別事業所数と増加数及び増加率 図2-3増加率(事業所数)



「平成13年事業所・企業統計調査」概要ページに戻る