1.ノグチゲラ

2.ヤンバルクナ

3.ホントウアカヒゲ

4.カラスバト

5.アマミヤマシギ

6.コノハズク

7.リュウキュウヤマガメ

8.クロイワトカゲモドキ

9.イジュ

10.アオバナハイノキ

11.リュウキュウイノシシ


やんばるの希少動物
 やんばるの森にいきづく動植物を紹介します。希少動植物をはじめ、やんばるならではの動植物です。

森の声(MP3 data/1,025kb)

久高将和(写真家/サン・フォトス主宰)
 やんばるの内懐である国頭村辺土名に拠点をかまえ活動。やんばるの森はさまざまな動植物が生息するという相互幇助のバランスのなかにそれぞれが共存しています。その環境を壊さないようにしたいものです。
    鳥 類
  1. ノグチゲラSapheopipo noguchii(特別天然記念物)
    キツツキ科に属する1属1種の世界的珍鳥。

  2. ヤンバルクナRallus okinawae(国指定天然記念物)
    クイナ科に属する世界でも珍しい野鳥。夜行性の飛べない鳥で1981年にやんばるで発見されました。

  3. ホントウアカヒゲErithacus komodori namiyei(国指定天然記念物)
    琉球列島にのみ産するヒタキ科の留鳥。鳴き声は天下一品。

  4. カラスバトColumba janthina janthina(国指定天然記念物)
    ハト目ハト科の留鳥。全身黒色ですが、頭部は紫色、胸のあたりは緑色それぞれ金属光沢があります。警戒心が強い鳥でなかなか近づけません。

  5. アマミヤマシギScolopax mira(県指定天然記念物)
    大形のシギの仲間。夜行性で夜間林道沿いなどで採餌をしている姿を見かけることが出来ます。

  6. コノハズクOtus scops japonicus
    フクロウ科の鳥。日本のフクロウの仲間では、最も小さいと言われています。写真は親子のコノハズクです。


    爬虫類
  7. リュウキュウヤマガメGeoemyda spengleri japonica(国指定天然記念物)
    ヌマガメ科のカメ。甲羅の縁に見られるのこぎり状の凹凸が特徴。姿態がかわいらしいので古くから人々に親しまれています。

  8. クロイワトカゲモドキEublepharis kuroiwae(県指定天然記念物)
    ヤモリ科に属し、山地や平地の森林に生息。危険を感じると長い尾を自切します。

    植 物
  9. イジュSchima wallichii Korthals ssp. (つばき科)
    つばき科の植物。海岸近くの2次林からシイ林にかけ、広い範囲にわたってみられる常緑の高木。5月から6月の梅雨の時期に淡黄色の花を咲かせ、雨の森につややかさを添えます。

  10. アオバナハイノキSymplocos likiuensis Matsum.(はいのき科)
    はいのき科の植物。山地に生える常緑の亜高木。3月から4月に淡紫色の美しい花を咲かせます。

    哺乳類
  11. リュウキュウイノシシ Sus scrofariukiuanus Kuroda
    南西諸島にのみ生息する小型種で日本イノシシの亜種とされています。親子ずれのカットはめずらしい。


1.イシカワガエル

2.ホルストガエル

3.ナミエガエル

4.イボイモリ

5.ケナガネズミ

6.オキナワトゲネズミ

7.ヤンバルテナガコガネ

8.コノハチョウ

9.フタオチョウ

10.オキナワセッコク

11.コケタンポポ
湊 和雄(動物写真家/日本写真家協会会員)
天然記念物指定動物16種、日本版レッドデータブック記載種50余種。これら世界的な希少動物の生息する亜熱帯の森・山原(やんばる)が、次世代によりよい状態で受け継がれることを願ってやみません。
    両生類
  1. イシカワガエル(県指定天然記念物)Rana ishikawae
     アカガエル科に属する大型のカエル。沖縄島と奄美大島の山間渓流のみに生息。色は緑色に茶褐色の班紋があり、美しい色合いのカエルです。
    イシカワガエルの鳴き声(MP3 data/381kb)

  2. ホルストガエル(県指定天然記念物)Babina holsti
     アカガエル科に属する大型のカエル。沖縄島の名護以北の山地と渡嘉敷島にのみ分布。他のカエルと違い、前肢の指が5本あります。

  3. ナミエガエル(県指定天然記念物)Rana namiyei
     アカガエル科に属する大型のカエル。沖縄島の名護以北の山間渓流にのみ生息。瞳がひし形で体色は明褐色、表面はごつごつしています。後肢が短く、ジャンプするのは苦手です。

  4. イボイモリ(県指定天然記念物)Tylotriton andersoni
     イモリ科に属する両生類。全長は16cm前後で、和名の「イボ」とは、背中の肋骨の出っ張りを意味します。数千万年も姿をほとんど変えず、<生きた化石>ともいわれています。

    哺乳類
  5. ケナガネズミ(国指定天然記念物)Diplothrix legatus
     ネズミ科に属する日本最大の野生ネズミ。背面の長い毛、長い尾の付け根の部分が黒褐色、先端部分は白いことなどが特徴です。奄美大島、徳之島、沖縄島にのみ生息する世界的な希少種です。

     
  6. オキナワトゲネズミ(国指定天然記念物)Tokudaia osimensis muenninki
     ネズミ科に属する刺状の毛を持つネズミ。驚くと、ピョンピョンとはねるようにして移動することもあります。夜行性でシイ林などに局所的に生息していて、なかなか目撃できません。

    昆虫類
  7. ヤンバルテナガコガネ(国指定天然記念物)Cheirotonus jambar
     コガネムシ科。1983年に沖縄島北部山中で発見された新種。日本最大の甲虫で、雄の前脚だけが長く、雄同士の闘いのときの武器として使われます。

     
  8. コノハチョウ(県指定天然記念物)Kallima inachus eucerca
     チョウ目タテハチョウ科。枯葉と見間違うような翅が、カムフラージュの例として有名です。林内が主な生息地で、よく樹液にやって来ます。沖縄が自然分布の北限です。

  9. フタオチョウ(県指定天然記念物)Polyura eudamippus weismanni
     チョウ目タテハチョウ科。後翅の端にある2本の突起を「二本の尾」に例えた和名です。国内では、沖縄島北部(やんばる)の林内のみに生息しています。

    植 物
  10. オキナワセッコク Dendrobium okinawense(日本版レッドデータブック絶滅危惧種)
     ラン科植物。沖縄島北部(やんばる)の森だけに分布する着生ラン。幹や太い枝から茎が垂れ下がり、花が大きいことなどが特徴です。

  11. コケタンポポ Solenogyne mikadoi(日本版レッドデータブック危急種)
    キク科の植物。分布は沖縄島北部や西表島などの数河川に限られています。中流域の流れに洗われる岩の表面にわずかに見られます。





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