クジラにはいろいろ種類があり、世界の各海洋に生息しています。
 全部で76種おり、ハクジラ66種、ヒゲクジラ10種に分かれています。その中でも、沖縄近海では、ハクジラ19種、ヒゲクジラ7種が確認されており、特にヒゲクジラの仲間のザトウクジラは沖縄へやってくる代表的な大型クジラです。
 ザトウクジラは、夏の高緯度の餌のたくさんある海域で採食し、冬に低緯度で暖かい、熱帯、亜熱帯の海へ繁殖ために回遊します。 ザトウクジラは、北太平洋では冬に餌場であるオホーツク海、アリューシャン列島周辺、ベーリング海南部、アラスカ湾、東南アラスカなどに回遊します。夏にここでたっぷり餌を食べ、秋になると南下をはじめ、西側では沖縄、台湾、小笠原、マリアナ諸島などへやってきて冬から春の半ばを過ごします。また、東側は、カリフォルニア半島、メキシコ太平洋沿岸、ハワイ諸島へ南下します。そして再び夏を迎える前に北上し、餌場の海域へ向かうのです。

※琉球列島の部分をクリックすると「出現する海域と時期」の地図になります。

北太平洋のザトウクジラの分布と回遊(1997・内田より) 参考資料「海の王者ザトウクジラ」

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