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おきなわのすいさんぎょう
沖縄の回りには黒潮という大きな海の流れがあります。この黒潮にのってマグロやカツオなどが赤道近くから沖縄にやってきます。
また、沖縄は、日本本州に比べて暑く、亜熱帯と呼ばれる地域にあります。亜熱帯の海には、サンゴという生き物がつくったサンゴ礁に囲まれています。サンゴ礁の海には、赤・青・黄・緑の色々な色をした魚たちがすんでいます。
こうした魚、貝、海藻を獲り(漁業といいます)、大きくなるまで育てる(養殖といいます)のが沖縄の水産業です。

サンゴ礁って何?
サンゴはサンゴ虫という小さな動物(=腔腸動物)が集まったものです。サンゴ虫は、石灰岩でできた体を次々とつ くり、その上で増え続けていくので、サンゴは次第に大きくなり、ついにはサンゴの大きなかたまり、サンゴ礁ができるのです。
サンゴは、魚や貝、エビ、カニなどのすみかになったり、卵を産む場所になったり、エサになったりします。また、サンゴは天然の防波堤となって、津波や 高波、荒波から砂浜や海岸を守り、私たちの生活を守っています。さらに、地球温暖化の原因である二酸化炭素を吸収してくれます。 (沖縄県ホームページ 沖縄子どもランドより)
おきなわのぎょぎょう (水産物をとること)
■生産量
平成19年に沖縄でとれた水産物は16,748トンです。
沖縄で一番とれた水産物はマグロで9,077トンで、二番目によくとれた水産物は、イカで2,166トンです。
■沖縄で獲れる魚
大きく2つのグループに分けられます。
1つは、黒潮にのってやってくるマグロやカツオなどで、回遊性魚類といいます。
もう少し知りたいときは、「マグロ」のコーナーを見てください。
 
【マグロ】 【カツオ】
もう1つは沖縄のサンゴ礁の海にすんでいる赤・青・黄・緑などの色をした魚で、沿岸魚といいます。
 
【ユカタハタ】 【ブダイ】
サンゴ礁の海にすんでいる魚は、種類は多いけれども、それぞれの量は少ないといった特徴があります。食用にしていない魚もあわせると、サンゴ礁の回りだけでも、ざっと
2千数百種類いるといわれています。
もう少し知りたいときは、「水産物を知ろう!」のコーナーを見てください。
■沖縄で獲れるイカ
沖縄でマグロの次によく獲れるソデイカは大きさが1メートルにもなります。寿命はふつう1年と言われています。寿司や刺身で食べられてることが多いです。
もう少し知りたいときは、「ソデイカ」のコーナーを見てください。
■沖縄で採れる貝
沖縄の代表的な貝といえば、シャコガイです。
シャコガイは、体の表面にとても小さな海藻の仲間で「共生藻」と呼ばれる植物を育てています。
シャコガイは、共生藻を食べたり、共生藻が光合成で作った栄養をもらって成長します。シャコガイは、動物でありながら光がエサなのです。
■代表的な漁法
1 パヤオ漁業 ・・・ マグロやカツオなどをとる漁法です。
マグロやカツオなどの魚は海に浮かんでいる物に集まるくせがあります。そのくせを利用して、浮魚礁と呼ばれるものを海に浮かべて、そこに集まる魚をとる漁業です。浮魚礁をパヤオと呼びます。

2 旗流漁業 ・・・ ソデイカをとる漁法です。

暗く深い海にいるソデイカを獲るための水中ライトと偽物のエサ(疑似餌)、黒いビニールなどを付けた旗竿と浮きを付けた漁具を海に20数個入れていきます。
ソデイカがかかると旗竿が上下にゆれます。黒いビニールや布などを竿に付けるのは、黒い色が海の上ではよく目立つからです。
おきなわのようしょくぎょう (水産物を売るために育てること)
■生産量
平成19年に沖縄で養殖された水産物は、23,743トンです。
そのほとんどがモズクです。
■モズク
日本で育てられているモズクのほとんどは、沖縄の海で育てられています。モズクは、海藻にくっついて育つ;「藻付く」から名前が付けられたと言われています。モズクはとてもヌルヌルしていて、その成分がとても体に良いということがわかってきました。体に良いモズクをもっと食べてもらおうとモズクが一番おいしく食べられる毎年4月の第3日曜日を「モズクの日」としています。
もう少し知りたいときは、「モズク」のコーナーを見てください。

■クルマエビ
沖縄は全国で一番多くクルマエビを養殖しています。クルマエビは12月から5月頃まで日本全国に出荷しています。
今、海でおこっていること
沖縄の海は太陽の光のあたり方によって、ブルー、グリーン、コバルトブルーなどのさまざまな色に変化して、とてもキレイです。
しかし、人々の生活を豊かなものにするため、より安全に暮らせるようにするため、道路や畑を造ったり、海岸に堤防を造ったり、海を埋め立てて家や工場を建てたりして、キレイな海が少なくなりました。
工事をしている場所に雨が降ると、赤土とよばれる赤く細かい土が海に流れ出し、海がまっ赤になってしまいます。海に流れ込んだ赤土は、海に沈んでサンゴ礁をおおってしまい、生物のすみかを奪ってしまいます。このことは、今、沖縄の海で起こっている大きな問題の1つです。
もちろん、生活が便利になることは大切なことです。しかし、一度、なくなってしまった海を元に戻すことはできません。
もう少し知りたいときは、下のマンガを見てください。
「海が好き!−オジーとしほちゃんの海のお話し−」 (4,784KB)
「海が好き!サンゴ礁からのメッセージ」 (16,208KB)
これまでにあったしつもん
■船にはどんな機械あるんですか。またその機械はいつどのような時に使うのですか。
□船には、色々な役割を持った機械があります。
〜船を安全に走らせるための機械〜
・GPS
人工衛星を使って船がどこにいるのかがわかる機械です。昔はこれがなかったので、昼は陸の山、夜は星などを見て船のいる場所を計算していました。
・レーダー
近づいて来る他の船や物を見つける機械です。
・アンカー
海底にひっかけて船が流れていかないようにするための道具です。
・シーアンカー
パラシュートのようなもので、海が荒れたときにこれを使うと船がひっくり返りにくくなります。
〜魚を探すための機械〜
・魚群探知機
海の中にいる魚を探すための機械です。
〜魚を獲るための機械・道具〜
・釣り機
魚が釣れたときに釣り糸を巻き取ってくれる機械です。昔はこれがないので手で巻き取っていました。
・ボールローラー
刺し網などの網をしかけて魚を獲る時に、網を引き上げるための機械です。
※これ以外にもたくさんの魚を獲るための機械があります。
■魚が一番獲れる時期はいつころですか?
□冬にたくさん獲れます。夏は、沖縄に台風が来ることが多くて、海に出ることができない日がたくさんあるためです。
■最近、仕事をしていて困ったことは何ですか?
□魚の獲れる量がだんだん少なくなっていることです。
そのため、みんなで小さな魚をとらないようにしたり、魚が卵を産むときはその魚を獲らないようにしたり、魚を獲らない場所をつくったりして、魚が減っていかないようにしています。このように魚が減らないようにすることを資源管理型漁業といいます。
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