性暴力とは

ページ番号1005121  更新日 2024年1月11日

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  • 自分が望まない性的行為です。
  • 同意のない、対等でない、強要された性的行為はすべて性暴力です。
  • 性暴力はあなたに対する著しい人権侵害であり犯罪行為です。

あなたの体、あなたの心は、あなただけのものです。
あなたは少しも悪くありません。

性暴力に関する誤った認識(強姦神話)

  • 若い女性だけが性暴力被害にあう
    • 実際には、乳幼児から高齢者まで、すべての年代の女性が被害にあっている。
  • 被害者にも問題・原因があるのではないか
    • 女性の行動、容姿、服装に関係なく性暴力の責任は加害者にある。
  • 性暴力は、暗い夜道で見知らぬ人による。
    • 顔見知りによる、室内での犯行が多い。
  • ほとんどの性暴力は衝撃的なものである。
    • 加害者は被害者の行動を見張ったり、後をつけたり、人に見つかりにくい場所を事前に探している。
    • 加害者は、女性を服従させ、支配する快感と満足感のため性暴力を行う。
  • 本当に嫌なら、最後まで抵抗できるはずだ
    • 殺されるかもしれないという恐怖から、抵抗できない場合が多い。

※性被害は、女児・女性だけでなく男児や男性など、年代・性別に関わりなくおこりえます。
社会においても知識や理解を深めることが二次加害の防止につながります。

レイプ被害にあったとき

ワンストップ支援センター又は警察へ連絡してください。(病院・警察・相談機関)
連絡しない場合でも、必ず医療機関を受診しましょう。

また、未成年者の方は身近な信用できる大人にも相談しましょう。

 病院へ

  • ワンストップ支援センターを通じて受診したときは、医療費の助成が受けられる場合があります。
  • 望まない妊娠を回避するためには被害後72時間以内の緊急避妊ピル(医療機関で処方)の服用が有効です。
  • 後で被害を訴えたいと思ったときのための証拠となるように、診断書を書いてもらいましょう。
  • たとえシャワーを浴びてしまっても、まだ証拠が採取できる可能性があります。ケガや病気の診断と治療のためにも、病院には必ず行きましょう。

警察へ

  • シャワーを浴びずに110番!!
  • まず伝えることは・・
    「レイプの被害にあいました。今、○○○にいます。」
    すると、
    普通の車と見た目が同じ「性暴力被害者専用車両」で警官がかけつけてくれます。
  • 通報すると・・・
    女性警察官は、あなたを近くの病院まで連れて行ってくれます。通報してから警察の人と一緒に行くと、医療費の助成が受けられる場合があります。
  • 警察に通報するということは、「捜査すること」ではありません。
    捜査は、被害の届け出(被害申告)をした場合に開始されます。
    被害申告をするかどうかは、通報してから医療機関を受診後に、考えることもできます。
  • 可能であれば、印かんを持って行きましょう。書類に拇印(ぼいん)を押さないですみます。

相談機関へ

沖縄県性暴力被害者ワンストップ支援センター(#8891)

(電話番号)#8891もしくは、098-975-0166

24時間 365日体制(※台風時には閉所します)

※年齢・性別・セクシュアリティ等問わず相談できます。

内閣府 性暴力に関するSNS相談

毎日、17時から21時 チャットでお話を伺います。メールでの相談や外国語での相談もあります。

警察 性犯罪被害者専用相談

(電話番号)#8103(ハートさん)又は 0120-656-110

年中無休・24時間受付

おきなわ子ども虐待ホットライン

(電話番号)098-886-2900
平日午後5時~翌日午前8時半
土日・祝日:24時間

性暴力被害者の実態

  • 約24人に1人、そのうち女性の約14人に1人は無理やりに性交された経験がある。
  • 「まったく知らない人」が約1割、女性では「交際相手・元交際相手」が約3割、男性では「通っていた(いる)学校・大学の関係者」が約2割。
  • 約4人に1人は「友人・知人」に相談している。

※内閣府が実施した令和2年度の「男女間の暴力に関する調査報告書」より。

性暴力被害者に対する配慮

もし被害に遭った方から相談があったら・・・してはいけないこと

  • 責めない・・・「あなたにも問題がある」「酒を飲みすぎたんじゃない?」
  • 軽視しない・・・「早くわすれなさい」「あきらめた方がいいよ」
  • 指示や命令、押し付けをしない・・・「落ち着きなさい」「家族に話すべき」
  • 同情、気休めを言わない・・・「かわいそうに」「よく眠れば忘れられるよ」
  • 他の人と比べない・・・「あの人よりましだ」

※相談があったら話を聞いて受け止めてあげてください。

「よく話してくれたね」「あなたはわるくないよ」「あなたはひとりぼっちではないよ」「どうしたらよいか、一緒に考えていきましょう」

このページに関するお問い合わせ

沖縄県 こども未来部 女性力・ダイバーシティ推進課
〒900-8570 沖縄県那覇市泉崎1-2-2 行政棟3階(北側)
電話:098-866-2500 ファクス:098-866-2589
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。