猫を飼う場合

ページ番号1005098  更新日 2024年1月11日

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猫と人が仲良く共生するためには飼い猫が周辺の環境や近所の方たちに迷惑をかけないことが大事です。
そのために飼い主ができる大切なことは何でしょうか。

1.室内飼いの徹底によるメリット

屋外は交通事故、猫エイズや猫伝染性腹膜炎などの感染症、ケンカによる怪我など猫にとって危険がいっぱいです。

また、よその敷地へ糞をしたり、鳴き声で迷惑をかけたりすることで猫がいじめられてしまう原因にもなります。

屋外では自由な交配が行われるため、野良猫が増える原因にもなります。

猫は十分なエサと清潔なトイレがあれば、屋内で十分満足する動物です。猫を飼うときは室内で飼育するようにしましょう。

イラスト:室外には危険がいっぱい!交通事故!ハブ 猫のケンカ 悪い病気をもらってきたりします!

2.繁殖制限を確実におこなうこと

人間と一緒で、動物にも家族計画は必要です。

猫は一年の間に三回出産することができ、一回で2~5匹の子猫を産みます。飼いきれない数になる前に必ず避妊・去勢をおこないましょう。万が一家の外に出てしまった場合に備えて、メスだけではなくオスの去勢も大事です。

避妊・去勢をおこなうことにより発情期の鳴き声や、スプレー(尿をかけて縄張りをマーキングする行為)などの迷惑行為も防げます。生殖器系の病気を防ぐこともできます。

イラスト:猫を飼っておられる方、ご存じですか?

イラスト:猫の不妊・去勢手術は飼い主の社会的な責任であり義務です。


3.猫の習性や病気についてよく知ること

飼い主は、飼っている動物の習性やかかりやすい病気・動物由来感染症について正しい知識をもち、健康管理と終生飼養につとめなくてはなりません。わからないことがあったら、もよりの動物病院などに相談してみましょう。

イラスト:ワクチンがないネコの病気、ネコから人に移す病気


写真:私たち猫のこといろいろ知ってから最後まで飼ってね。

「動物の愛護及び管理に関する法律」では飼い主に動物を最期まで飼うことや所有者明示(誰の猫かわかるように名札をつけたりマイクロチップを挿入すること)について定めています。

詳しくは下記もご覧ください。


【注意】猫は愛護動物です。いかなる理由があっても毒殺したり、産まれた子猫を捨てることなども動物虐待・遺棄に該当し、200万円以下あるいは100万円以下の罰金刑に処せられます。絶対にしないでください。

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