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マンゴー
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マンゴー
熱帯産のウルシ科の常緑大高木。高さ30mに達し、うっそうと茂ります。葉は互生し、革質の披針形で、表面に光沢があり、長さ10〜30cm、柄の長さ2〜7cm。枝先に大きな円錐花序に、花弁が4〜5裂する径6mm内外の赤みをおびた白色の小さな花が咲きます。花に雄花と両性花の別があります。
果実は卵形、長楕円形などさまざまで、長さ5〜15cm、熟すと黄緑色ないし黄色または赤みをおびるものもあります。黄肉桃よりも濃厚な味で、松やにに似た芳香があり、熱帯果実の王女と称されています。
マライ半島、ビルマ、インド北部の原産で、熱帯産の果実中でも有数のもので、熱帯地方に広く栽培され、南西諸島、台湾、小笠原にも産しています。果肉は甘酸適度です。
主に生菓のほか、ジュース、缶詰、ゼリー、乾果などにして食されます。幼果は料理に使われ、塩漬け、チャツトネ(カレーの薬味)に向いています。
マンゴー属は東南アジアを中心に40種ほど知られ、ビンゼイやニオイマンゴーなど果樹として栽植される種があります。野生マンゴーでも熟果が食べられるものもありますが、酸味が強く、ウルシかぶれをおこす例もあります。