図 面 番 号 |
35 |
圏域区分番号 |
2 |
作成年月日 |
年 月 日 |
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2次メッシュコード |
362441 |
3次メッシュコード |
41,42,43,50,51,52,53,61,62,71,72 |
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保全性分級区分名 |
自然環境の保護・保全を図る区域 |
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圏域内市町村名 |
石垣市 |
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自然環境 |
地形・地質 |
地形分類は、北部は概ね低地(谷底低地、マングローブ湿地、潮汐湿地)であり、一部に丘陵地(小起伏丘陵、残丘)、台地・段丘(中位段丘)、低地(海岸低地)、段丘崖・海食崖がある。西部は概ね砂洲であり、一部に干潟がある。南部は概ね山地(山腹急斜面、山麓緩斜面)であり、一部に山地(山麓緩斜面を刻む谷)、丘陵地(残丘)、台地・段丘(中位段丘)、低地(谷底低地)、段丘崖・海食崖がある。 表層土壌は、内陸部北側は中粗粒強グライ土壌、細粒黄色土壌、南側は適潤性黄色土壌であり、一部に乾性黄色土壌、礫質黄色土壌、細粒強グライ土壌、礫質黄色土壌、乾性赤色土壌がある。干潟部は概ねグライ土壌であり、一部に中粗粒褐色低地土壌、泥炭土がある。沿岸部は砂質未熟土壌である。 表層地質は、南部は概ね富崎層(中生代)であり、一部に国頭礫層(第四紀:更新世)、沖積層(第四紀:完新世)がある。北部は概ね沖積層(第四紀:完新世)であり、北側に富崎層(中生代)、一部に国頭礫層(第四紀:更新世)がある。沿岸部は最北部を除き新期砂丘砂層(第四紀:完新世)である 特異な地形・地質として、「マングローブ湿地」「海岸低地」「潮汐湿地」「堤洲(砂洲)」がある。 |
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植 物 |
現存植生は、概ね畑地・雑草群落、ケナガエサカキ−スダジイ群集であり、ヨシクラス(セイコノヨシを含む)、水田雑草群落、アカギ群落、チガヤ−ススキ群落、リュウキュウマツ群落が混在する。東部に開放水域、西部にリュウキュウマツ植林、外国産広葉樹植林(ギンネム植林)、人工草地、リュウキュウガキ−ナガミボチョウジ群落、開放水域、モクマオウ植林、グンバイヒルガオ−クロイワザサ群落、マングローブ群落、北部に休耕田雑草群落、市街地がある。 植生自然度は、概ね2、9であり、10、5が混在し、東部に3、西部に6、3、北部に1、4がある。 特定植物群落として、「名蔵川河口域のマングローブ林」、「名蔵御嶽の植生」がある。 |
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動 物 |
貴重な動物として、絶滅危惧種2種(国指定特別天然記念物1種、国指定天然記念物1種)、危急種5種、希少種10種(うち国指定天然記念物1種)が確認されている。 また、少なくとも、危急種1種、希少種2種(うち県指定天然記念物1種)、地域個体群1種の生息推定 域である。 |
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そ の 他 |
埋蔵文化財包蔵地として、散布地4件、貝塚2件、窯跡1件がある。 御嶽等拝所が1件ある。 |
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社会環境 |
法 規 制 |
南東部と沿岸部の一部が保安林として指定されている。 沿岸部が県設名蔵鳥獣保護区(集団渡来地)に設定されている。 名蔵川は河川区域に指定されている。 名蔵川は水質環境基準(河川A類型)に指定されている。 南東部と沿岸部の一部が地域森林計画区域に定められている。 全域が農業振興地域に指定され、北西部が農用地区域となっている。 |
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土地利用 |
土地利用の現況は、沿岸部は裸地である。内陸部は概ね広葉樹林であり、野草地、田、普通畑、サトウキビ畑、パイナップル畑が混在する。南部に牧草地が混在する。東部に文教地区、工業地区、運輸流通施設、供給処理施設、空地、西部・北西部に針葉樹林、公園・緑地、南部に針葉樹林、畜舎がある。 |
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そ の 他 |
河 川 |
名蔵川がある。 石垣ダムがある。 |
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景 観 |
自然景観資源として、「砂嘴」、「海成段丘」がある。 バンナ森林公園<バンナ岳>(眺望地)がある。 |
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特 記 事 項 |
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